こんにちは、かつおです。トカラ列島から夜に戻ってきまして、次に目指すは奄美大島。鹿児島と奄美大島の間には種子島と屋久島が残っていますが、今回は先へ進むこととします。
本当は元々トカラ列島から戻る日の夜に奄美大島へ出発する予定だったのですが、フェリーとしまが1日遅れの運行となったことで間に合わなくなりました。よって、翌日の飛行機で奄美大島へ。鹿児島本土ではずっと鹿大の友達にお世話になっていたのですが、最後鹿児島空港まで送ってくれました。欠航やらなんやらで予定が色々変わる中ずっと助けてもらって、本当にありがたかったです。本当にありがとう!
羽田空港や伊丹空港から直行便もでており、都心からのアクセスもよい奄美大島です。 広さは、約720平方キロメートルで、沖縄本島、 佐渡島に次ぐ広さです。現在は5つの市町村で構成されています。
ハートロックの潮だまり。ー龍郷町ー
奄美空港に到着後、レンタカーを借りて島をブンブン進んでいきます。空港は島の最東部に位置しており、まずその隣にあるのが龍郷町。ハートロックと呼ばれる潮だまりの岩が見られるかも、ということで向かいます。
もちろん晴れているとその景色は一入ですが、僕は海が見れるだけでも嬉しいです、とっても。
ハートロックはどこだろう、と思いましたが何やら怪しげな足跡群を見つけまして、「絶対にこっちだ」と新たな足跡を重ねていきますと、
ハートの形をした岩に、海水が入ることでハートの潮だまりができるハートロック。干潮時でなければ見られないのですが、気にせず行ってみて潮が引いていたのでラッキーでした。
そして待ち受けにしたら恋が叶うそうです。
高知山展望台へ。ー瀬戸内町ー
龍郷町を後にして向かったのは瀬戸内町。島の反対側、西部に位置する町です。「加計呂麻島」という素敵な島もあり、ググッと大自然が近づく場所。今回は展望台へ向かいました。先ほどの龍郷からは70kmの移動、結構ありますよね、広いです奄美大島。
奄美大島といえば綺麗な海、そしてマングローブ。カヌーでいつか探検したいな。遠めですが、奄美らしい景色です。
そして走ること1時間半ほど、高知山展望台へ到着。
先ほどのハートロックへ行く茂みもですが、茂みを通るときはだいたい「ハブ注意」の看板があります。
霧に覆われていましたが、起伏に富んだ地形と集落、とっても綺麗です。
美しいリアス式海岸の地形、険しい山と海が重なる景色は長崎県の「対馬」を思い出しました。対馬も同じように入り組んだ地形で、その日曇ってましたので。ただ僕の身近、瀬戸内の島々が連なる景色とは少し違う気がします。
アランガチの滝とガジュマルのバス停。ー宇検村ー
瀬戸内町を抜けて次に向かったのは宇検村。龍郷町、瀬戸内町と町を2つ行きましたが、奄美大島は村も2つ。そして市もありますので全部あるんですね。結構珍しい気がします。
そして宇検村で向かったのは「アランガチの滝」という滝。霊峰湯湾を源流とする滝の落差は約30mで、奄美を代表する滝のひとつです。
雨と滝の組み合わせは悪くないのかもしれません。滝の雄大さをより一層感じました。
車を何度か止めながら進んでいましたが、とっても素敵なバス停とも出会いました。
たまたま見つけたバス停でしたが、今日散策した中で一番奄美らしい景色だったかもしれません。
徳浜の断崖。ー大和村ー
そして次に向かったのは大和村。村と村との移動も40km程あって1時間かかります。一つずつの移動距離がある上にアップダウンもかなり激しくて、移動中も奄美の自然を体感させられます。
「徳浜の断崖」と呼ばれる海上にそそり立つ断崖へ。
実際に見ると結構すごくてですね、断崖の高さはなんと170mあります。
まさに圧巻でした。
名瀬の懐かしい町を歩く。ー奄美市ー
そして最後、島をぐるっと一周して奄美市へ帰ってきました。奄美市は暮らしが密集している奄美の心臓部。その中心部である「名瀬」をふらふらと散策しました。
味のある奄美の町並み、少しだけ時代を遡ったような気持ちになりながら、多くの人とすれ違います。それでも髭男のPretenderを歌いながら下校する女子高生とすれ違うと令和を感じました。
さて、こうして5つの市町村を巡ることができ、訪れた市町村の総数は「1,718」、市町村一周までは残り「23」となりました。あと少し?いいえ、まだまだです。
また奄美から翌日に予定していたフェリーが欠航してしまいました。欠航、遅延、航路変更、船の予定変更も一通り経験したのではないでしょうか。代替案が中々見つからず、行き当たりばったりになってしまうかもしれませんが、対応できることはしつつ、旅を進められたらと思います。
何よりも今日、素敵な奄美大島を巡ることができ本当に良かったです。
明日も良い1日となりますように。
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