ふるさとの手帖

市町村一周の旅

世界一のつるし飾りに日本三名泉・草津温泉。【日本一周202日目10.16】

旅メーター

旅で訪れた都道府県の数 【40/47】

40/47
85.11%
今回の旅の目標(市町村の数)【1,000/1,741】
1000/1741
57.44%
実際に訪れた市町村の数 【992/1,741】
992/1741
56.97%

世界一のつるし飾りに日本三名泉・草津温泉。

こんにちは。昨日は初めて快活の「個室タイプ」に泊まったかつおです。すごいですね、オートロック防音個室。大学ネタで言うなら下見5万円のマンションに2000円で住んでる感覚だ。

はい、そして今日は群馬県の北西部を主に巡って行きます。前橋市の郊外にあたるエリアから草津温泉近辺の山間部まで、今日もまた様々な出会いです。

ルートは以下の通り。

【出発】前橋市→①吉岡町→②榛東村→③渋川市→④東吾妻町→⑤長野原町→⑥草津町→⑦嬬恋村→⑧中之条町→【到着】前橋市
合わせて8つのまちを訪れました。では行ってみましょう。
 

①道の駅 よしおか温泉。ー吉岡町ー

まず最初にやって来たのは吉岡町。道の駅へ向かいます。

道の駅よしおか温泉
名前の通り、施設内に温泉があります。
山の麓に町々が広がる。
温泉マークと風車。ちなみに風車は風力発電として利用されていましたが、つい最近老朽化のため撤去が始まったそう。

 

吉岡温泉もそうですし群馬県は温泉がたくさんあるなぁと感じます。

②地球屋「世界一のつり飾り」との出会い。ー榛東村ー

次に向かったのは榛東村。「地球屋」というお店を目指します。調べたところによると、ここにはなんと世界一の飾りがあるということです。

徐々に標高が高くなっていく。
地球屋さんに到着。パン屋さんでもあり、ものづくり工房も持ち合わせています。こちらは工房の方。
可愛い。

 

営業時間前だったけれど…

さて、そんな地球屋さんに入ろうかなと思ったのですが、世界一のつり飾りが観れる建物は「10時から」まだ1時間ほど早かったんですね。やってしまいました。「僕のミスだし仕方ないかぁ」と思ってカブ号に戻ろうとしたのですが、

「こんにちは〜!!つり飾りですか!?」

とお店の方が声をかけてくださって。そこから少しお話をさせていただくと、そのお店の方が社長に中を見れるか掛け合ってくださることに。なんとご好意を、、

お店の方がとっても優しくて、

 

そしてどうなるかというところだったのですが、

「分かった!10分待ってろー!」と社長。

ホントにありがたいです。お店の方にも「良かったですね〜」と言っていただいて、、そして、地球屋さんはパン屋さんでもあります。「モーニングもありますよ」と言っていただいて、待ち時間にモーニングをいただきました。

選んだ塩バターパン、とびっきり美味しかった。今までの中でも断トツに。
素敵な館内。

 

絶品のパンばかり。
たまりません。
心から素敵な場所だ。

 

そしてしばらくして社長に声をかけていただいて、「行くぞー!」と中を案内していただきました。

ギネス記録、13556個のつるし飾り。

中に入ると、目の前は圧巻の光景。

13556個のつるし飾り。(HPより)

 

見上げるとまるで滝のような。びっくりしすぎて正面からの写真は撮り忘れていました。無数のつるし飾りが、天井から地面まで。13556個のつるし飾りはギネスブックに登録された正真正銘の世界一です。

そんな世界一のつるし飾り。社長さんからお話を伺うと、つるし飾りのエピソードは東日本大震災に遡るとのこと。

元々、地球屋さんでは「3000個」のつるし飾りを飾っていたそうです。そんな中、東日本大震災があり、福島県の方々も群馬県へたくさん避難されてこられました。そして社長さんが避難所を回られる中で毎週毎週つるし飾り教室を開催したのがきっかけで、その方々が地球屋に遊びに来られたそう。その時にその3000個のつるし飾りを見て『私たちも世界一に挑戦したいわ〜』という一言がきっかけになり、『じゃぁ〜皆で作りましょう!世界一になりましょう』と。他の地域にギネスを破られたりしながらも、念願叶って今のつり飾りが完成されたんだとか。13556個のつり飾りは「いざ、ゴーゴー!」という語呂(1個多いけど)、たくさんの人の思いがつまった、唯一無二のつり飾りなんですね。お話を聞いて胸が熱くなりました。

真下から見上げると広がるは万華鏡の世界。
ホントに綺麗。
心が幸せになれる。

 

地球屋さんにて、本当にありがたいご縁をいただきました。お店の方々皆さんにもホントに親切にしていただき感謝の思いでいっぱいです。

幸せな出会いでした。

 

③水澤観世音。ー渋川市ー

また再び進んで行きます。次に向かったのは渋川市にある水澤観世音というお寺。水澤寺とも呼ばれています。

山奥の静かなお寺。
水澤観世音
本堂へ。
一隅を照らそう。置かれた場所で咲きなさい、ということです。
彫刻も美しい。
六角堂。台座が回転式になっていて、心鎮めて左回りに3周すると願うが叶うといいます。僕も3周回した。

 

実はここも県内屈指のパワースポットと言われていて、観光客もとても多かったです。落ち着く場所でした。

④東吾妻町

次は東吾妻町へ。またどんどん標高が高くなっていきます。

東吾妻町へ。
自然の山並み
草引き。
影が好き。
道の駅へ。
ここにも温泉が。温泉大国だ。

 

道の駅温泉ツアーを敢行したい。

⑤長野原町

そして次は長野原町へ。

役場前。
レトロな建物ですが役場です。

趣溢れる。
正面から。

お布団。

 

ひっそり佇む山奥の静かな町でした。

⑥日本三名泉、草津温泉。ー草津町ー

そして次は言わずもしれた観光地・草津温泉へ。岐阜県の下呂温泉、兵庫県の有馬温泉と合わせて「日本三名泉」と呼ばれています。下呂温泉は今回の旅で一泊、有馬温泉は以前行ったことがあるので、これで三名泉は全部行ったことに。

バイクを停めて、まちなみを歩く。
湯畑という中心街へ。
白旗源泉。源頼朝が発見したと言われています。
湯気が立ち上る
ブルーの源泉。

ちなみに草津温泉の源泉は50℃〜90℃と、そのままでは入れないほど高い湯温。そのため草津温泉のシンボルである「湯畑」で外気にふれさせ、冷やしながら草津の各宿へと運ばれます。

草津名物「湯もみ」も湯温を下げるためにおこなわれているんですね。

別世界だなぁと。

硫黄の匂いがほんのり立ちこめます。

共同浴場・白旗乃湯。

 

そして湯船に浸かります。今回お邪魔したのは一番有名な白旗乃湯。草津温泉には共同浴場と呼ばれる無料の温泉が19ヶ所あり、そのうち3ヶ所は観光客も自由に入浴することができます。白旗乃湯はその3つのうちの1つ。

すんごいお湯だった!

 

いや〜、すんごいお湯でした。湯船は2つあって、熱い方とぬるい方なのですが、熱い方は47〜48度あります。ぬるい方も44〜46度くらい。体の芯からぽっかぽか、というより体が発熱してるような。また、プーンとした香りのする「硫黄」が豊富に含まれていてぬるぬるすべすべ、美肌効果抜群。ホントにいいお湯だ。草津温泉は標高が1200mの高地にあるためバイクで来るときもかなり寒かったのですが、帰りは全く寒くなかった。日本三名泉と言われる所以、完全に納得だったのでした。

⑦嬬恋村

あともう少し、次に向かったのは嬬恋村。

嬬恋村もほぼ全域が標高1000m以上の高地。
秋の匂い
どんな暮らしの仕方なのかな。
そして奥には町がうっすらと。
嬬恋村。
嬬恋ランドリー
素敵な雰囲気。
いい町だなぁ

 

嬬恋村、ホントは行きたい場所が2箇所ほどあったのですが、噴火の影響や車種の関係上今回は行けませんでした。また是非訪れたいと思います。

最後に滝と虹に出会った。
心洗われる。

⑧中之条町

そして今日最後の訪問場所、中之条町へ。

町並みを歩く。

優しい光。
懐かしさ。
公園には子供向けの室内施設も。
色んなお店が集まる複合施設へ。

帽子屋さん。
店内もオシャレです。

中之条町、アートだったりオシャレな部分が多いなと思ってると、やっぱり映画祭だったりロケ地となっている場所もありました。町が醸し出す雰囲気、なんとなく分かってきたのかもしれない。またこの町にはきっと来る気がする。好きな町でした。

帰り路、日が沈む。ー前橋市ー

 

そして今日も前橋市へ戻りました。これで回った市町村の数は992です。あともう少し頑張ってみましょう。

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