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わんこそばで限界突破し、宮古の秋まつりでサンバを踊る。
こんにちは、かつおです。この日は岩手県の県庁所在地である盛岡市、そしてその東側沿岸部にある宮古市を中心に巡っていきます。他にも小岩井農場に行ったりなかなか濃い1日でした。
今日のルートですが、
(S)紫波町→①矢巾町→②盛岡市→③滝沢市→④雫石町→⑤(G)宮古市
のルートです。それではいってみましょう!
①紫波町
この日の朝は盛岡市のネットカフェで迎えたのですが、盛岡市でのメイン「わんこそば」まで時間があるので先に紫波町へ。
②矢巾町
そして次に向かったのは矢巾町。やはば、と読みます。
盛岡市のベッドタウン、といった感じなのかな。
③限界突破したわんこそば。ー盛岡市ー
そして、その後再び盛岡市へ戻ります。前日から盛岡市ではお祭りも行われて、山車の練り歩きの様子も見ることができました。
これぞ秋まつり、って感じ笑顔になれます。
そしていよいよ勝負の時。
街をめぐり、時計は10時半を回りました。いよいよここからわんこそばモードです。今回お邪魔したお店はこちら。
東屋本店さんというお店。言わずと知れた、わんこそばの有名店。開店は11時からですが、先に整理券を貰います。
10時半すぎ、ゲットした整理券は4番。これはすんなりお店に入れそうです。
5分前までに戻ってきてくださいと言われてちょうどその頃に戻ってきたのですが、その時には長蛇の列ができていました。危ない危ない。
11時になりお店の待合室に案内してもらいます。ここからは整理券があるので、呼ばれた人から向かうという流れです。
「4番の方〜」
5分後くらいでしょうか、さぁ呼ばれました。
呼ばれた後2階に案内されて、席に着きます。
ここでまず、「わんこそばをするか否か」そして「わんこそばの形式をどうするか」を尋ねられます。
つまり、ここにきた全員が椀子そばをするわけではなく、普通にお蕎麦などを食べられるお客さんもいらっしゃいます。「やったことがあるので今回は友達のを見守るだけ」とかですね。
そして、わんこそばの形式ですが「お椀を食べた後に積み上げてもらう」パターンと「お椀を回収される」パターンがあります。前者の方が500円ほど高く、後者の場合マッチ棒などで自分ではかることになります。
僕はもちろん、「おわん付き」で。
その後薬味が運ばれてきます。9種類ほど。ですが、もし椀子そばの記録を伸ばすためには「食べない方がいい」とアドバイスを受けます。なるほどなるほど。
そしていよいよお蕎麦がやってきました。
わんこそばのコツとして、
・薬味を食べない
・お蕎麦のつゆを飲まない
・できるだけ一気に食べる
などがあり、これらを意識して目指すは100杯。ちなみに男性平均は50〜70杯ほどと言われています。けど100杯を超えると手形がもらえるんです。
いざ、スタート!
開始から30分ほど経ったでしょうか。結果はいかに…
いやいやいや、これ「本当にキツイ」です。自分がお蕎麦をもらうお椀があるんですが、そのお椀を閉じない限り永遠にお給仕さんがお蕎麦を入れてくださるんですね。僕、100杯いけたら万々歳で終わろうとしてたんですけど、お給仕さんにメチャメチャ煽られて100杯超えても食べてここまできてしまいました。キリのいい数字でやめる、とかもあるんですけど今回の記録はまさに「僕の限界値」です。本当にキツかったな。
皆さん挑戦されるときは、「無理しないで下さね」目標があれば、そこでスパッとやめましょう。僕はしばらく動けませんでした。薬味のマグロの刺身、食べたかった…
④滝沢市
こうしてなんとか無事にわんこそば体験も終了しまして、また次へ進んでいきます。お腹いっぱいの状態で向かったのは滝沢市。
ちょうどここでもお祭りをやっていました。
たくさんの方で賑わっていました。
⑤有名な小岩井農場へ。ー雫石町ー
そして次に向かったのは雫石町にある小岩井農場。「日本最大の民間が経営する総合農場」で、これまでに何度も耳にしたことのある農場だったので楽しみです。
何と言っても小岩井農場は「広い!」東京ドーム640個分かぁ。
人もいっぱい。
農場なのに、このようなアトラクションもあります。
わんこそばのあとだけど、結局食べてしまった。
そして少し歩いたところに上丸牛舎という有形文化財の牛舎があります。
とっても雰囲気のある牛舎。
小岩井農場、先述した通りとっても広くて歩くのが大変でしたが、とっても楽しい場所でした。アトラクションも体験ブースもあるし、家族連れでもカップルでも楽しめるなぁと。僕1人でしたけど。
⑥宮古の秋まつりでサンバの山車を引く。ー宮古市
そして最後、小岩井農場から一気に沿岸部の宮古市まで降りていきます。約120km、長い道のりです。
盛岡市でもお祭りがありましたが、ここ宮古市でも秋まつりがありました。この日は最近できたゲストハウス、「ゲストハウス3710」さんにて宿泊させていただいたのですが、オーナーさんから「山車引きやらない?」と声をかけていただいて、あれよあれよとお祭りに参加決定。
引く山車は浅草サンバカーニバルで3連覇中のバルバロスさん。
山車を引くよ〜、とだけ最初お話をもらっていたのですが、蓋を開けてみると今回お手伝いさせていただいた山車は「バルバロス」さんというサンバ界隈でメチャメチャ有名なチームの山車でした。
東京のチームで、浅草サンバカーニバルという日本最大級のサンバのお祭りでなんと3連覇しているんです。(もちろん参加チームも多い)
すごいことになってきた気がする。
バルバロスさんは東京からはるばる来られているのですが、その流れを聞くと始まりは2009年、秋まつりが25周年だったことから宮古市からバルバロスさんに出演依頼がきたのが交流の始まりだそうです。けどひとまず出演はそのとき1回限り。その後東日本大震災があり、秋まつりも復興祭と位置付けられ復興に向けて大変だった時期に今度はバルバロスさんから「震災のあと何かできることはないか」と連絡があり、こうして毎年お祭りに来てくれるようになったとのこと。
そしてその縁は途切れることなく今年も続いているんです。
なんて染みる話なんだ。
すっかり夜も更け、いよいよ祭りも終盤です。
そしていよいよバルバロスも出番です。こちらは「大トリ」盛り上がっていきましょう!
軽快なリズムでみんなで「み!や!こ!」と叫んだ後は、あっという間の出来事です。
あっという間でした。僕も大きなギターを着させてもらって街を練り歩いたので、街の人と握手させてもらったりハイタッチしたり、そしてサンバのダンサーさんに呼んでもらって一緒に踊ったり。心の底から楽しい時間でした。忘れられない思い出です。
3710のオーナーさんそしてバルバロスさん、本当にありがとうございました。
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