ふるさとの手帖

市町村一周の旅

四国最後の旅路へ。【旧市町村一周の旅(香川県ー岡山県)|4月6日―731日目】

四国最後の旅路へ。【旧市町村一周の旅(香川県ー岡山県)|4月6日―731日目】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【171/171】

171/171
100.00%
訪れた旧市町村の数【2028/2,101】
2028/2101
96.53%
総計【2199/2,272】
2199/2272
96.79%

スーパーカブの総走行距離
47795km

旧内海町→旧池田町→
岡山市南区→
旧灘崎町
今日の旅先のこと
前日に小豆島までやってきました。旅の初日に小豆島を通ったときは、まだ真っ白だった日本地図も、あれから700日経って、ほんとうにいろんな土地に出会わさせてもらったのだとしみじみ感じます。今日は小豆島を巡り、その後、ふるさとの岡山県へ。それでは振り返っていきましょう。


内海町うちのみちょう(小豆島町)(1/4)
今日泊まった宿にはお遍路さんも多く、朝の玄関では何人か準備体操をしていました。四国のお遍路さんではなく、小豆島遍路の方たちです。いろんな土地に、信仰と霊場があるのだなあと感じます。

7時45分に出発し、まずは旧内海町へ。小豆島の東側に広がるまちです。見晴らしの良い海の見える景色を眺めたのち、市街地を巡って、最後に道の駅に立ち寄ると、天気も晴れてきました。オリーブの木々がたくさん植えられていて、「魔女の宅急便」の「キキ」の箒が自由に貸し出されており、すてきな写真も撮ることができるので、人気の観光スポットになっていました。
見晴らしの良い南風台へ。
険しい山に囲まれて。
市街地へ。
気持ちいい海だなあ。
道の駅から。
池田町いけだちょう(小豆島町)(2/4)
次にやってきたのは、旧池田町。すっかり天気が晴れてきて、緩やかな下り坂からまちが見えてきたときの雰囲気がとても好きでした。ぎゅっとまちが密集している様子と、背後に広がる急峻な山々。もちろん海も目と鼻の先。今まで意識したことはなかったけれど、独特の地形だなあと。

なので、どこかこの景色をじっくり眺められる場所がないかなあと探してみて、見つけました。自分の中では、ここがベストかなという小さな展望台。Googleレビューはほとんどついてなくて、一台だけ地元の車が停まっていて、観光客はやってこないような場所のようだったので、ひっそりとうれしかったです。

あらためて、まちを展望すると、海に広がっていく裾野がとても広くて、大きな山に囲まれていながらも、広々と感じます。海の方角が陽の当たる方角であることも、ほのぼのとしていいなあと。

その後、港まで行ってみると、産直があって車もたくさん停まっていました。「からかい上手の高木さん」の実写映画のロケが小豆島で行われたみたいで、土庄町長と小豆島町長がポスターになった写真もあったりして、面白かったです。ともかく、いい雰囲気だなあと思わずにはいられません。
旧池田町へ。
市街地を見渡す。
素晴らしいなあ。
何かが確かに通り抜けた。
もてなし上手の町長さん。
池田港。
南区みなみく(岡山市)(3/4)
さあ、いよいよ船に乗り、岡山県へと向かっていきます。港では少し時間があったので、小豆島ご当地のそうめんを食べてみることに。細いのにしっかりコシがあって、冷たいそうめんは最高でした。

11時40分の便に乗り、約70分の船旅。ああ、帰ってきたぞ‥‥ありがたくて、泣きそうにもなりましたが、泣くには早い。まだ旅は続いていきますから。

到着した新岡山港は南区でもあり、自分が初めて利用する港でした。比較的ひっそりとした雰囲気で、ウミネコものんびりとしています。港から数キロ移動すると、南区役所のあるエリアに出ました。海が近いので地形はとにかく平坦。平坦なので道はまっすぐ、湾岸らしい雰囲気。近くには野球場があって試合も行われていました。そういう様子もなんとなく、岡山っぽいなあと感じたり。
小豆島から、船に乗る。
いざ。
まもなく到着。
新岡山港にて。ウミネコたち。
積み出しの石もあったのだと。
南区役所。
海が近いので、広々とした平野部でした。
野球の試合だ。
灘崎町なださきちょう(岡山市南区)(4/4)
最後にやってきたのは、旧灘崎町。今は岡山市の南区になっています。今回は、備前片岡駅や市街地を巡ったのですが、最初に総合公園にたどり着くと、もう、ほんとうにたくさんの人たちで賑わっていてびっくりしました。ほとんどは家族連れで、子どもたちが伸びやかに遊んでいます。なんて素敵な日常なんだろうと。

さらに、すぐそばにあるサウスヴィレッジにも立ち寄ってみました。岡山県内には「サウスヴィレッジ」と「ノースヴィレッジ」があって、小さな頃に親に連れて行ってもらった記憶があります。そのときぶりのサウスヴィレッジだったので、「ここに、サウスヴィレッジがあったのか!」という驚きと懐かしさでいっぱいに。芝生とお花見のエリアもあって、地元のはずだけれど、自分の知らない日曜日がここにあるのだなあということを、しみじみと感じたのでした。
たくさんのブランコ待ちができてた。
落ち着いた雰囲気。
宇野線が通っている。
サウスヴィレッジにも。
とても明るい雰囲気でした。
というわけで、今日の散策はここまで。ありがたいことに、香川県の旅路、そして四国の旅路を無事にすべて終えることができました。愛媛、高知、徳島、香川と巡らせてもらって、ほんとうに前回の旅以上に、世界はグッと広がりました。無事に巡りきることができたことは、運が良かったに尽きるなあ、ありがたいなあ、と思うばかりです。
香川県、ほんとうにありがとうございました!
本日のひとこと
小豆島の港で漫才をやっている学生たちがいて、観客も学生だったので、お笑いサークルの新入生歓迎旅行かなあと。待ち時間があったら漫才するって、さすがだなあ。
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(終わり。次回へ続きます)

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