ふるさとの手帖

市町村一周の旅

広島市の区を巡りきろう。【旧市町村一周の旅(広島県)|3月5日―699日目】

広島市の区を巡りきろう。【旧市町村一周の旅(広島県)|3月5日―699日目】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【170/171】

170/171
99.42%
訪れた旧市町村の数【1863/2,101】
1863/2101
88.67%
総計【2033/2,272】
2033/2272
89.48%

スーパーカブの総走行距離
44711km

東区→西区→中区→安芸区→安佐北区→安佐南区、の6つ。
今日の旅先のこと
朝は倉敷市の実家を出発し、8時20分ぐらいに広島駅に着いた。実家にいたのは、その前に岡山で撮影があったからだ。今回、福山駅で新幹線に乗ることにして、在来線を福山駅で降りると中高生が多くてびっくりした。あらためて、福山もビッグシティだと感じる。

広島市では、あと6つ訪れていない区があった。中心地は電車と広電を利用して、その周辺はカブで巡っていった。そして、最後は宇品港からフェリーに乗って、松山を目指す。


東区ひがしく(広島市)(1/6)
広島駅のおよそ北側から東区は広がっている。面積がまあまあ広く、どうしようかなと考えて、今回は広島駅の周辺を巡ろうかなと。

広島駅の地下の駐輪場にカブを停めていたので、大きな荷物を荷台にしまって、出来るだけ荷物を軽くして散策開始だ。東区役所の辺りから、二葉山に向かって歩いてみた。二葉山は広島駅から近いのに、結構な坂道の急坂を登ることになる。早速汗をかいてしまったけれど、ある程度小高いところまでくると、広島市街地の景色がよく見えた。いくつか山が見えて、山のギリギリまで住宅地や建物が建っており、広島市の特徴だよなあと思う。山と住宅が近いことが。
東区へ。
区役所を発見。
椿が散って、次の季節へ。
二葉山の方角から。
広島駅と近いけれど、急坂だった。
西区にしく(広島市)(2/6)
広島駅まで戻って電車に乗り、横川駅へ向かった。これまでに、横川駅を利用したことは結構あるので、あらためて下車して、身近な駅だったのだなあとしみじみ感じる。その利用の目的の多くは、ゲストハウス縁さんに行くことだった。なので足もゲストハウスの方角へ進むことに慣れている。今は宿泊する機会も減ってしまったけれど、きっと縁さんではメンバーが変わりつつも、たのしい時間が流れているのだろうなあと。

何より横川駅を降りて思うことは、広電がすぐそこにあるところが好き。広電にすぐ乗れる雰囲気そのものが、広島らしさだなあとも感じられる。それに、駅の通路に「この春に卒業される皆様へ」と書かれた手書きの貼り紙があって、文章を読んでもとてもあたたかかった。

ゲストハウス縁さんのある通りを抜けると、すぐ中区に入る。西区では前半の旅で「レクト」や「マウントコーヒー」さんにもお伺いしているので、ちょっとだけ短い散策で、次に向かっていった。
電車に乗って移動。
横川駅で。いいなあ。
広電だ。
ゲストハウス縁さんのある通り。
ゲストハウス縁さん。
歩いてあっという間に中区に。
中区なかく(広島市)(3/6)
中区に入り、別院前で広電に乗って、原爆ドーム前で下車をする。あらっ、全然歩けた距離だよね? と自分でも思う。どうして広電に乗ったのだろう。まあ、ちょっとでも体を休ませたいと思ったのかな。

そして、平和記念公園で向かうのは、原爆供養塔だ。今まで、平和記念公園へ訪れたときにどこで手を合わせて良いか分からなかったし、原爆資料館を見学しないのなら、のどかな時間すら感じられるので、曖昧な感じで過ごしていた。

でも、数年前に本で原爆供養塔のことを知ってから、訪れるようになった。ここにはおよそ7万という数の無縁仏の遺骨が納められている。ここで簡単に括ってしまう7万という数字を、できるだけ想像しようとしなければいけない、と自分に対して思う。7万人である。ひとりひとりに感情があり、思いがあり、わたしたちと同じように生きてきた、7万人という命である。

生きていると、自分が想像できる人の数というのは、どうしても少ないように思う。知り合う人だって無限といいつつ限りがある。でも、いまこの旅をしていると、日本という小さな国ではありながらも、1億人という果てしない人口のことを考えたりする。自分の知らない土地で、ほんとうにたくさんの人たちが生きていて、その総数はやっぱり1億人なのだよなあと。目に見えない数というものの中に、ひとりひとりの命があることをつらつらと考え続けている。

また、平和記念公園を地元の小学生たちが列をなして歩いていて、完全に海外の方に対して心を開いていて、海外の方と視線が合うと「ハロー!!」とか英語でガンガン話しかけていた。それに呼応して、少し照れくさそうに、海外の人たちも大きな声で返事をしたり、手を振ったり。素晴らしいなあと思う。ピース、ってこういうものだよな。
「港」のランプは宮島港、「江」は江波。
広電から、原爆ドーム。
原爆供養塔。
小学生との掛け合いがすてきだった。
再び広電に乗って。
安芸区あきく(広島市)(4/6)
さあ、平和記念公園から広島駅に戻って、カブに乗る。広島駅では就活の服装をした人も多かった。3月に入って、そういうシーズンなのだなあと。

安芸区もかなり広いので、訪れる場所を絞って、今回は安芸中野駅周辺を目指した。途中で国道2号線に乗ってしまい、流れが速いので降りたいと思って降りた方の道が正解だったりした。

電車で安芸中野駅を通過したことは何度もあるけれど、周辺を散策するのは初めてだ。細い道も坂道もあり、昔ながらの暮らしの時間が流れている。ここへ来るまでに通過した海田市よりも、雰囲気は落ち着いて感じられた。瀬野川の奥には住宅団地も見えて、そっちの方へ行けば、また感じる印象も違うのかもしれない。
安芸中野周辺へ。
細い通り。
懐かしい雰囲気だった。
石積みも。
安芸中野駅。
瀬野川と。
中野砂走の街道松。
安佐北区あさきたく(広島市)(5/6)
安芸中野から安佐北区まで、約30キロの移動になった。カブで交通量の多い広島市街地を30キロ移動するとなると、かなり時間がかかる。もしかしたら広島駅から電車を利用していた方がトータルで早かったかもしれないとも考えたけれど、これも勉強だ。

安佐北区も広いので、どこへ訪れるのかによって印象は変わるだろう。どうしようと思って、今回は市街地の可部を目指すことに。電車でも可部線があるし、ぼくも学生時代、可部で何度か降りたことがある。

安佐南区も通過し、いよいよ安佐北区へ入っていくと、住宅が山の裾野にびっしりと広がっている。全体的に山も多いなあと感じられた。安佐北区からさらに北へ進むと北広島町や安芸高田市に入り、冬は雪も降る地域なので、そういう土地と近い場所に、広島市があるのだなあともあらためて思った。

また、自転車に乗っていた高校生3人組のうち、ふたりはかっこいい自転車に乗っていて、ひとりはお母さんのっぽいママチャリに乗っていて、ぼくはそのひとりが好きだった。あ、脱線です。
可部へ。安佐北区役所。
河戸帆待川駅。むずかしい。
山も近く大きい。
市街地の近くを太田川が流れる。
住宅がびっしりだ。
地図を見て、たくさん山に囲まれていると思った。
安佐南区あさみなみく(広島市)(6/6)
安佐北区から少し南下すると、安佐南区である。今まで、安佐北区と安佐南区を耳にする機会は多くても、どこにあるんだ、と地理関係を理解していなかった。それがようやく分かった感じがする。安佐北区と安佐南区は接していて、安佐南区よりも南側が、複数の川が枝分かれしてできた中洲の地形と、広島市街地が広がっていると。

ちなみに安佐南区役所付近は、自分の中で想像ができたので、そうではない場所に行ってみたいと思って、「西風新都」まで行ってみた。聞いたことがない人は、西風新都? って感じだと思うけれど、広島で生活していた間、「うち、西風新都に住んどるんよね〜」という会話は何度か耳にしていて、「西風新都ってどこなんだろう‥‥」とずっと思ってきたのだった。

アストラムラインという鉄道沿いの道を大塚まで進み、ここで鉄道を離れて一気に急な坂をかなり上った先に、西風新都の住宅地が広がっていた。ここにマンションがたくさん建っていて、ほかの安佐南区のまちも見えたけれど、標高もかなり高いところにいるのだなあと思った。新しい住宅団地を造成したってことだよなあ。中高生もたくさんいて、家族層が多いのかなあと。ほかのまちでイメージすると、神戸市西区とかと似ているかもしれない。
西風新都へ。
いろんなマンションも建っていた。
台地との差がすごい。
標高も違うのだなあ。
安佐南区を巡ったのち、宇品港へ移動して松山行きのフェリーに乗った。これで広島県の旅は最後になった。最後はちょっと駆け足になってしまったけれど、旧市町村と広島市の区を合わせて88のまちを巡ったので、無事に巡ることができてほんとうによかった。北部から瀬戸内海の島々まで、ほんとうにいろんなまちがある。広島県のみなさん、ありがとうございました。また早く来れますように。
宇品港から、松山行きのフェリーに乗ろう。
かなりあたらしい船だった。
広島県、ありがとうございました!
本日のひとこと
松山に着いたときには真っ暗で、宿に到着してすぐ就寝しました。明日も朝から船に乗る予定で、間に合いますようにと。
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(終わり。次回へ続きます)

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