今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【90/171】
訪れた旧市町村の数【1646/2,099】 総計【1736/2,270】スーパーカブの総走行距離
40963km
今日の旅先のこと
仕事が一旦落ち着き、今日から旅の再開です。とにかく、その日その日のベストを尽くすことしかできないので、がんばっていきましょう。今日は磐田市から浜松市まで、隣同士で近いまちですが、天竜川のように南北に移動していきました。それでは振り返っていきましょう。
磐田市(1/6)
前日から、磐田駅近くの宿に滞在していて、朝まで雨が降ったものの、日の出の頃には雨が上がり、日差しも差し込んでくれて。なのでまずは、駅前の散策から。磐田駅のそばには大きなクスノキが鎮座していて、とても立派な姿なので元気をもらえます。
また、駅近くの市街地は戸建ての住宅街も多くて、新しい雰囲気もあるけれど、お祭りの山車を格納しているのような建物もあって、そこに町内の法被を着ていないとお祭りには参加できません、という但し書きもあったりするので、祭り文化はしっかりあるのだろうなあと。
その後、「旧見付学校」へ訪れてみました。見た目は洋館で、中身は木造の校舎です。説明文には、日本最古の木造擬洋風小学校校舎、と。建築は明治8年(1875年)なので、とても古いですよね。
木造の温もりある校舎で、歩きながら軋む音にも愛着が感じられて。なんと5階まであって、窓からまちを見渡すことができました。見学は無料です。
木造の温もりある校舎で、歩きながら軋む音にも愛着が感じられて。なんと5階まであって、窓からまちを見渡すことができました。見学は無料です。
旧竜洋町(磐田市)(2/6)
磐田市街地から南西の方角へ進み、旧竜洋町へ向かいました。踏切を待っていて、首を回していたときに空を見ると、雲の流れがとても早くて。今日は風の強い日。
竜洋市街地を散策しました。海抜は低く、透明な空から風の音が鳴っています。戸建ての住宅街が多く、国道まで出ると郊外のスーパーやドラッグストア、飲食店が並んでいました。
磐田市街地から南西の方角へ進み、旧竜洋町へ向かいました。踏切を待っていて、首を回していたときに空を見ると、雲の流れがとても早くて。今日は風の強い日。
竜洋市街地を散策しました。海抜は低く、透明な空から風の音が鳴っています。戸建ての住宅街が多く、国道まで出ると郊外のスーパーやドラッグストア、飲食店が並んでいました。
また、竜洋海洋公園にも向かってみると、椰子の木がたくさん並んでいたのですが、風で大きな葉っぱがたくさん落ちていて。風車も沿岸に建っており、元気に回っていました。海の向こう側は見えなかったけれど、どうやら灯台もあるようです。
旧豊田町(磐田市)(3/6)
旧竜洋町から、北へ進んで旧豊田町を目指します。ナビは天竜川沿いの河川敷の道を指定してくれて、一度通ってみたものの、吹きさらしの風が強くて飛ばされそうだったので、河川敷を降りて進んで行きました。
豊田町駅の周辺は、磐田市街地よりも大きなマンションが増えた印象。浜松市も近いので、ベッドダウンなのかなあと。
旧竜洋町から、北へ進んで旧豊田町を目指します。ナビは天竜川沿いの河川敷の道を指定してくれて、一度通ってみたものの、吹きさらしの風が強くて飛ばされそうだったので、河川敷を降りて進んで行きました。
豊田町駅の周辺は、磐田市街地よりも大きなマンションが増えた印象。浜松市も近いので、ベッドダウンなのかなあと。
また、「磐田市香りの博物館」と「豊田池田の渡し公園」のどちらに行くか迷って、天竜川沿いの豊田池田の渡し公園へ。池田の渡船は、徳川家康により手厚く保護されていたそうです。生業としていた人は、うれしいよなあ。今でいう、観光地で自分の駐車場に車を停めてもらう人たちみたいな感じかなあと。ただ、今日のような強風の日の渡船はしんどいかもしれません。
旧豊岡村(磐田市)(4/6)
さて、今度は北へしばらく進み、旧豊岡村へ。天竜川の東に位置し、低い山も近づいてきて、これまでの平野部とは雰囲気が変わりました。見晴し台に行けそうな看板を見つけたので歩いてみて、小高いところから景色を眺めたり、まちなみを歩いたり。ここでも風車があって、ぐるぐると勢いよく回っていたので、風が吹きやすいのかなあと。梅園を推す看板も多かったので、冬から春に近づく頃は、人も多く集まるのかもしれません。
さて、今度は北へしばらく進み、旧豊岡村へ。天竜川の東に位置し、低い山も近づいてきて、これまでの平野部とは雰囲気が変わりました。見晴し台に行けそうな看板を見つけたので歩いてみて、小高いところから景色を眺めたり、まちなみを歩いたり。ここでも風車があって、ぐるぐると勢いよく回っていたので、風が吹きやすいのかなあと。梅園を推す看板も多かったので、冬から春に近づく頃は、人も多く集まるのかもしれません。
旧浜北市(浜名区)(浜松市)(5/6)
いよいよ天竜川を渡り、浜松市へ。浜松市は合併後に政令指定都市となり、今年1月1日には区が再編されたので、ちょっとややこしくなっています。ただ、あまり気にせず回ろう。
旧浜北市は現在の浜名区にあたる地域です。まずは美薗中央公園へ向かってみます。道中の郊外はチェーン店の並ぶ雰囲気などをみても、日本でよく見かける郊外の姿と重なります。そして、美薗中央公園は自然豊かな広々とした公園で、子どもたちが遊んでいたり、おじいちゃんおばあちゃんが歓談していたり、レジャーシートを敷いてお昼ご飯を食べている家族連れがいたり、落ち着いた日常が流れていました。
いよいよ天竜川を渡り、浜松市へ。浜松市は合併後に政令指定都市となり、今年1月1日には区が再編されたので、ちょっとややこしくなっています。ただ、あまり気にせず回ろう。
旧浜北市は現在の浜名区にあたる地域です。まずは美薗中央公園へ向かってみます。道中の郊外はチェーン店の並ぶ雰囲気などをみても、日本でよく見かける郊外の姿と重なります。そして、美薗中央公園は自然豊かな広々とした公園で、子どもたちが遊んでいたり、おじいちゃんおばあちゃんが歓談していたり、レジャーシートを敷いてお昼ご飯を食べている家族連れがいたり、落ち着いた日常が流れていました。
その後、浜名区役所や浜北駅の周辺にも。区役所周辺は「なゆた・浜北」という複合施設もあり、大きな街らしい雰囲気に。駅前やその周辺を歩いてみて、東京で言うならば、足立区の郊外に似ているような気がしたのでした。
浜松市(中央区)(6/6)
さて、最後にやってきたのは浜松市。前回の旅において、浜松市では「うなぎパイファクトリー」へ訪れたわけですが、今回はどうしようと迷って、まずは「中田島砂丘」へ。浜松市の沿岸部に砂丘があるんだ、ということが驚きで、どんな場所なのだろうと。
入口に着くと、ちょうどウェディングの服装のカップルがいらっしゃって、たしかにロケーションとしてはすごくいいのだろうなあと。そして、いざ階段を登って行った先には、スパーン! と見事に砂丘が広がっていました。それに、鳥取砂丘であれば海まで行くことはたぶんほとんどないけれど(遠くて)、中田島砂丘では海も近くて。強風でものすごい波でしたが、海と砂丘をいっしょに感じる時間でした。
さて、最後にやってきたのは浜松市。前回の旅において、浜松市では「うなぎパイファクトリー」へ訪れたわけですが、今回はどうしようと迷って、まずは「中田島砂丘」へ。浜松市の沿岸部に砂丘があるんだ、ということが驚きで、どんな場所なのだろうと。
入口に着くと、ちょうどウェディングの服装のカップルがいらっしゃって、たしかにロケーションとしてはすごくいいのだろうなあと。そして、いざ階段を登って行った先には、スパーン! と見事に砂丘が広がっていました。それに、鳥取砂丘であれば海まで行くことはたぶんほとんどないけれど(遠くて)、中田島砂丘では海も近くて。強風でものすごい波でしたが、海と砂丘をいっしょに感じる時間でした。
また、市街地に移動してからは、浜松城へ。有名な場所だけれど、初めての訪問です。浜松城公園内には広場や池、カフェもあって、憩いの空間に感じられます。まもなく天守へ向かおうとしたとき、「君、どこから来たの?」と地元のおじいちゃんに話しかけられて、岡山県からですと答えると、そうかぁとうれしそうな表情を見せてくれて、「ハートの石垣を知っているか?」と、城の石垣に隠されているハートの石垣ハートについて、力説してくれました。「縁起が良くて、宝くじ当たる人もいるぞ!」と。リュックサックからわざわざ写真も見せてくれて、奥様であろうおばあちゃんもいっしょだったのですが、おばあちゃんはいつものことみたいな感じで、こっちには気にもとめない様子でした。
と、石垣について教わったあと、じっと天守閣下の石垣を探してみると、確かにハートっぽい石垣を見つけることができました。いいことあるかもしれません、おじいちゃんありがとう。
と、石垣について教わったあと、じっと天守閣下の石垣を探してみると、確かにハートっぽい石垣を見つけることができました。いいことあるかもしれません、おじいちゃんありがとう。
というわけで、今日の散策はここまで。磐田市から浜松市まで、隣同士のまちではあるけれど、それぞれ小さなまちを訪れると、いろんな景色があるなあと思った一日でした。この辺りのまちはやさしさも感じられてとても好きです。
本日のひとこと
お弁当屋の知久屋さんの自家製プリンがとてもおいしい。
お弁当屋の知久屋さんの自家製プリンがとてもおいしい。
旅を応援してくださる方へ
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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(終わり。次回へ続きます)
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