に今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】
訪れた旧市町村の数【1581/2,097】 総計【1668/2,268】スーパーカブの総走行距離
39770km
今日の旅先のこと
今日は笛吹市内を巡っていきます。笛吹市は昨日訪れた旧芦川村を含めて、7つのまちが合併し、現在の姿になっています。甲府盆地の丘陵地から平野部まで、それぞれ小さな暮らしを感じた一日でした。それでは振り返っていきましょう。
旧境川村(笛吹市)(1/6)
朝の甲府市街地は、道によってかなりの渋滞でした。特に、中心部へ向かっていく方角。今回ぼくは、郊外へ離れていく方角だったので、深い渋滞には巻き込まれずにすんだけれど、コツがいりそうだなあと。
そして、笛吹川を渡り、旧境川村へ向かって進みます。南東の方角の山の斜面には、ふんわりと漂う薄白い霧が。やはり甲府盆地には霧が似合うなあと感じます。
旧境川村の市街地は、少し丘陵地をのぼった先に広がっていました。やはり葡萄畑も多く、朝からゆったりと作業をしている農家さん、さらには井戸端会議をするお母さん、と穏やかな日常が流れています。
何より、甲府盆地も見渡すことができました。山梨市や甲州市とはまた違う角度からの景色なので、新鮮に感じられうつくしかったです。
旧境川村(笛吹市)(1/6)
朝の甲府市街地は、道によってかなりの渋滞でした。特に、中心部へ向かっていく方角。今回ぼくは、郊外へ離れていく方角だったので、深い渋滞には巻き込まれずにすんだけれど、コツがいりそうだなあと。
そして、笛吹川を渡り、旧境川村へ向かって進みます。南東の方角の山の斜面には、ふんわりと漂う薄白い霧が。やはり甲府盆地には霧が似合うなあと感じます。
旧境川村の市街地は、少し丘陵地をのぼった先に広がっていました。やはり葡萄畑も多く、朝からゆったりと作業をしている農家さん、さらには井戸端会議をするお母さん、と穏やかな日常が流れています。
何より、甲府盆地も見渡すことができました。山梨市や甲州市とはまた違う角度からの景色なので、新鮮に感じられうつくしかったです。
旧八代町(笛吹市)(2/6)
旧境川村から、旧八代町の「八代ふるさと公園」へ。ほとんど坂を降りず、平行な高さで進んでいったことで、ふるさと公園も甲府盆地を見渡すことのできる場所にありました。
公園内には大小の古墳が整備されており、その奥に広がる見晴らしは絶景です。特に大きな古墳はすっと目に入る立派なもので、「ここしかないでしょう」という気持ちで、先人は築いたのではないかと。犬の散歩など、地元の方たちの憩いの場所だったけれど、夜景にしてもすごいんじゃないかなあと思いました。また、周囲には冬桜が花を咲かせていて、久しぶりに見たなあと。個人的には、冬桜を見ると今からの季節を感じます。
旧境川村から、旧八代町の「八代ふるさと公園」へ。ほとんど坂を降りず、平行な高さで進んでいったことで、ふるさと公園も甲府盆地を見渡すことのできる場所にありました。
公園内には大小の古墳が整備されており、その奥に広がる見晴らしは絶景です。特に大きな古墳はすっと目に入る立派なもので、「ここしかないでしょう」という気持ちで、先人は築いたのではないかと。犬の散歩など、地元の方たちの憩いの場所だったけれど、夜景にしてもすごいんじゃないかなあと思いました。また、周囲には冬桜が花を咲かせていて、久しぶりに見たなあと。個人的には、冬桜を見ると今からの季節を感じます。
その後、八代市街地へ向かって坂をぐんぐんと下っていき、盆地の平野部のちょっと手前ぐらいに市街地が。穏やかな住宅街でありながら、市街地にも葡萄畑が広がっていました。
旧御坂町(笛吹市)(3/6)
東へ移動してまもなく、旧八代町から旧御坂町に入りました。お互いの市街地は距離がとても近かったです。まちの標高はとても高いわけではないけれど、ちょっと甲府盆地を上から眺めることもできる、という感じで。甲府盆地の端ともいえるかもしれません。
新旧の住宅地が建っていて、やはり農園も多く、ほかの地域と同じように暮らしとフルーツが生活の中にあるのだなあと。
また、みさか桃源郷公園にも向かって、駐車場に車が一台も停まっていないので、あれっと思ったら、公園全体が工事中でした。そういうこともありましょう。
東へ移動してまもなく、旧八代町から旧御坂町に入りました。お互いの市街地は距離がとても近かったです。まちの標高はとても高いわけではないけれど、ちょっと甲府盆地を上から眺めることもできる、という感じで。甲府盆地の端ともいえるかもしれません。
新旧の住宅地が建っていて、やはり農園も多く、ほかの地域と同じように暮らしとフルーツが生活の中にあるのだなあと。
また、みさか桃源郷公園にも向かって、駐車場に車が一台も停まっていないので、あれっと思ったら、公園全体が工事中でした。そういうこともありましょう。
旧一宮町(笛吹市)(4/6)
金川を渡り、旧一宮町に入りました。市街地へやってきて、これまで訪れたまちと似ているようで、ちょっとずつ違うんだよなあと。周りの山並みとか、盆地の位置とか、方角とか、そういうのが小さく違っているのだろうなあと思います。
支所前に、「町の木は松です」とあったけれど、散策していると確かに立派な松が多かったです。
金川を渡り、旧一宮町に入りました。市街地へやってきて、これまで訪れたまちと似ているようで、ちょっとずつ違うんだよなあと。周りの山並みとか、盆地の位置とか、方角とか、そういうのが小さく違っているのだろうなあと思います。
支所前に、「町の木は松です」とあったけれど、散策していると確かに立派な松が多かったです。
そして、「甲斐国一之宮 浅間神社」に向かいました。観光客も多くて、初宮参りで訪れている方も。干支の絵や小さな装飾もあちこちに施されていて、あたたかな雰囲気を感じます。
ほかのお客さんが、「こっちでね、ぐるっと干支を回るのよ」と話しているのを聞いて、本殿で参拝したあと、奥まで歩いてみることに。すると、それぞれ干支の像が彫られていて、小さなお宮になっていました。自分の生まれ年の干支と、今年の干支を参拝しましょうと。というわけで、子と辰を参拝しました。あれ、今年って何の干支だったっけ、とも思ったわけですが。
ほかのお客さんが、「こっちでね、ぐるっと干支を回るのよ」と話しているのを聞いて、本殿で参拝したあと、奥まで歩いてみることに。すると、それぞれ干支の像が彫られていて、小さなお宮になっていました。自分の生まれ年の干支と、今年の干支を参拝しましょうと。というわけで、子と辰を参拝しました。あれ、今年って何の干支だったっけ、とも思ったわけですが。
旧春日居町(笛吹市)(5/6)
笛吹川を渡り、旧春日居町へ入りました。先日、山梨市方面へ訪れた際に、通過したまちでもあります。
まずは春日居町駅へ向かってみると、駅の向こうには丘陵地の農園の斜面が広がっています。確かに、旧春日居町からフルーツラインの道もあるので、また向こうまで行けば、気持ちのいい景色が見渡せるのだろうなあと。
そして、駅のマップなどを見ていて、「春日居温泉」があると知りました。隣の旧石和町は温泉郷だと思っていたけれど、旧春日居町にも温泉があったとは。「春日居温泉湧出記念公園」へ訪れて、石碑を見たあと、説明文を読んでみます。昭和40年に多量の温泉が湧出し、当時は全国でも珍しい町営温泉として、歴史を踏み出したと。温泉があるまちっていいよなあ。
笛吹川を渡り、旧春日居町へ入りました。先日、山梨市方面へ訪れた際に、通過したまちでもあります。
まずは春日居町駅へ向かってみると、駅の向こうには丘陵地の農園の斜面が広がっています。確かに、旧春日居町からフルーツラインの道もあるので、また向こうまで行けば、気持ちのいい景色が見渡せるのだろうなあと。
そして、駅のマップなどを見ていて、「春日居温泉」があると知りました。隣の旧石和町は温泉郷だと思っていたけれど、旧春日居町にも温泉があったとは。「春日居温泉湧出記念公園」へ訪れて、石碑を見たあと、説明文を読んでみます。昭和40年に多量の温泉が湧出し、当時は全国でも珍しい町営温泉として、歴史を踏み出したと。温泉があるまちっていいよなあ。
旧石和町(笛吹市)(6/6)
前回の市町村一周の旅において、笛吹市で訪れたのは、石和温泉駅でした。この一箇所だったので、今回の旅で初めての笛吹市と出会っているわけですが、あらためて、旧石和町を散策です。
まず、笛吹市役所へ訪れてみると、すぐ向かいに笛吹川が流れていて、河川敷にはランニングをする人たちが。笛吹川って甲府盆地の真ん中をほんとうに見事に流れているので、大事な川だなあと思うし、名前もとっても好きです。
前回の市町村一周の旅において、笛吹市で訪れたのは、石和温泉駅でした。この一箇所だったので、今回の旅で初めての笛吹市と出会っているわけですが、あらためて、旧石和町を散策です。
まず、笛吹市役所へ訪れてみると、すぐ向かいに笛吹川が流れていて、河川敷にはランニングをする人たちが。笛吹川って甲府盆地の真ん中をほんとうに見事に流れているので、大事な川だなあと思うし、名前もとっても好きです。
また、「笛吹みんなの広場」という場所へ行ってみると、広大なスペースにシンボリックな屋根付きの建物がありました。そして、石和温泉駅まで歩いてみます。
前回の旅で気づいたかわからないけれど、イオンの存在感が大きかったです。ただ、イオンの看板をよくみると、SATYという文字が消えて、イオンに変わっていたので、ああ、昔はサティだったのだなあと。
そして、石和温泉駅の横には足湯があって、せっかくなので浸かろうと。おじいさんとおばあさんがひとりずついる中に混ざらせてもらって。短時間だったけれど、足湯から出ると、毎回足が軽くなるなあ。みなさんもそうでしょうか?
そして、散策を再開して、いくつかの立派な温泉宿が道沿いに並んでいるのを眺めつつ、橋の上に「笛吹権三郎」の像が建っているのを発見。笛吹権三郎は笛吹川の由来となったという笛の名手で、かつて大雨によって母親が流されてしまった際に、かろうじて助かった権三郎は、笛を吹きながら母を探したと。ただ、最終的には母親も権三郎も、命を落としてしまい、地元の住民たちが権三郎を丁寧に弔ったあとからは、うつくしい笛の音が、川の両岸に住む人々に聞こえるようになり、笛吹川と呼ぶようになったと。そういう逸話から、今も名前が残っていることを思うと、しみじみ思うばかりです。
前回の旅で気づいたかわからないけれど、イオンの存在感が大きかったです。ただ、イオンの看板をよくみると、SATYという文字が消えて、イオンに変わっていたので、ああ、昔はサティだったのだなあと。
そして、石和温泉駅の横には足湯があって、せっかくなので浸かろうと。おじいさんとおばあさんがひとりずついる中に混ざらせてもらって。短時間だったけれど、足湯から出ると、毎回足が軽くなるなあ。みなさんもそうでしょうか?
そして、散策を再開して、いくつかの立派な温泉宿が道沿いに並んでいるのを眺めつつ、橋の上に「笛吹権三郎」の像が建っているのを発見。笛吹権三郎は笛吹川の由来となったという笛の名手で、かつて大雨によって母親が流されてしまった際に、かろうじて助かった権三郎は、笛を吹きながら母を探したと。ただ、最終的には母親も権三郎も、命を落としてしまい、地元の住民たちが権三郎を丁寧に弔ったあとからは、うつくしい笛の音が、川の両岸に住む人々に聞こえるようになり、笛吹川と呼ぶようになったと。そういう逸話から、今も名前が残っていることを思うと、しみじみ思うばかりです。
というわけで、今日の散策はここまで。笛吹市に広がる、小さな暮らしを訪れることができました。甲府盆地をたぶん、たくさん巡らせてもらっているので、とてもありがたい旅です。
本日のひとこと
明日から仕事につき、一週間ほど旅を休みます。また、元気に再開したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
明日から仕事につき、一週間ほど旅を休みます。また、元気に再開したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
旅を応援してくださる方へ
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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