ふるさとの手帖

市町村一周の旅

旅の再開。琵琶湖の西を北上していこう。【旧市町村一周の旅(滋賀県)|8月18日―499日目)】

旅の再開。琵琶湖の西を北上していこう。【旧市町村一周の旅(滋賀県)|8月18日―499日目)】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】

87/171
50.88%
訪れた旧市町村の数【1337/2,094】
1337/2094
63.85%
総計【1424/2,264】
1424/2264
62.90%

スーパーカブの総走行距離
34426km

大津市→旧志賀町→旧高島町→旧朽木村→旧高島町、の4つ。
今日の旅先のこと
今日から旅を再開し、これまでと同じく旅を進めていきます。京都で休ませてもらっていましたが、ルートは峠を越えて滋賀県に。京都市の区も巡りたいのですが、ちょっとまだ暑いので、Uターンして戻ってくることができたら、訪れたいと思っています。そして、滋賀県では大津市や高島市へ。琵琶湖の西側の地域を巡りました。それでは振り返っていきましょう。
大津市おおつし(1/4)
京都市街地から国道1号線を通って山科へ入り、さらにもう一度峠を越えて滋賀県へ入りました。山科と大津市街地がカブで10分ほどの近い距離感であったことにも驚かされます。

そして、大津市では石山寺を目指しました。耳にしたことのあるお寺だけれど、訪れるのは初めて。大津市をやや南に下った先にあり、道中の風景は琵琶湖から瀬田川に変わりました。

瀬田川は琵琶湖から流れ出る河川で、京都に入ると宇治川に名前が変わるのですね。今まで湖のイメージが強く、川を見て新鮮さを覚えたのですが、カヌーを漕いでいる人もいて、日常が感じられました。
石山寺の近くを流れる瀬田川。
船も出ていた。
その後、石山寺へ。門前市のバザーもやっていて、良い雰囲気だなあと感じます。入山にあたって、大河ドラマ「光る君へ」のドラマ館(展示施設)もあると知りました。紫式部と石山寺は深い関わりがあることも、ぼくは恥ずかしながら知らなくて。でも、光る君へファンで石山寺へ訪れている人も、多いように感じました。

境内にはいろんなお堂があり、御本堂内は撮影禁止でしたが、やや薄暗いお寺らしい雰囲気の中でお経が唱えられていて、ちょっとドキドキ。
石山寺へ。真言宗の大本山です。
門前市も。
緑の木々を進む。
くぐり岩があって、ぼくもくぐりました。
不思議な場所に安産の腰掛石。
御本堂です。
成瀬!!LOVEです。
また、膳所城跡公園の近くでもカブを停めました。琵琶湖が眩しく、釣りをしている子どももいて、穏やかな日常です。
広大な琵琶湖。
志賀町しがちょう(大津市)(2/4)
大津市街地から琵琶湖の西側を北上していき、次に志賀町へやってきました。まず、駅近くのうどん屋さんが目に入ったので、お昼ごはんを。ここまでの道中、チェーン店がとても多かったので、そうではなさそうなお店を見つけて、なんだかとても嬉しくなりました。

地元の方たちで賑わっていて、店内には琵琶湖の地図も貼ってあります。おじいちゃんおばあちゃんと一緒に来ているお孫さんもいて、とっても良いですよね。にしんうどん定食950円を注文しました。にしんは美味しいし、出汁も美味しくて、お腹いっぱいです。

さて、この志賀町で感じたことは、西側の山がとても近いこと。さらに、片方が山であれば、反対側も山であることが多いですが、志賀町では東側が琵琶湖なのです。山と湖の間に市街地が広がっていて、不思議な地形だなあと。志賀駅に訪れると、アジア系の海外の方が大勢いて、バスを待っていました。ここにも観光ルートがあるようです。
志賀町へ。
琵琶湖に向かって、棚田になっている。
にしんうどんを食べた。
琵琶湖で楽しむ人たち。
山が近くて急峻です。
田んぼと琵琶湖と。
朽木村くつきむら(高島市)(3/4)
高島町の白髭神社を先に訪れて、それから朽木村を目指しました。地図を見ると、かなり山奥なのかなと感じていた村です。それでも安曇川町から走りやすい道がつながっており、緩やかに朽木村へ。

琵琶湖からは離れた地域なので、周囲は木々に囲まれ、スキー場の看板もあったので、冬は雪も降るのだなあと。朽木支所の裏手を歩いていくと、昔ながらの街並みが現れました。古い水路もあり、家からも街道の気配を感じさせます。

看板が置かれていて、朽木は鯖街道の宿場町だったと。なるほどなあ。鯖街道は小浜と京都を結ぶ道です。やっぱり、歩いて物資を運ぶという歴史は、日本各地の風土を生み出しているなあと。
先に、白髭神社へ。
鳥居が象徴的です。
御本殿は工事中。
そして、朽木村へ。

ちょうど釣れてた。

鯖街道朽木宿。

懐かしい雰囲気。

緑たち。
道の駅 くつき新本陣にて。

高島町たかしまちょう(高島市)(4/4)
そして、朽木村から再び安曇川を下り、少し戻る形で高島町へやってきました。不思議なことに近江高島駅前に着くと、巨大なガリバー像が建っていて、周辺が小人の世界みたいに。どうやら「ガリバー青少年旅行村」というキャンプ場がきっかけのようです。

また、駅周辺は大溝城下町の名残が残っていて、昔ながらの水路があったり、池があったり。町並みもキャンドルのお店や酒屋、カフェといろんなお店があり、店内にはそれぞれお客さんがいて、みなさん目的地があるのだろうなあと。
田んぼが綺麗だ。
近江高島駅前。
かなり大きなガリバー像でした。
城下町を歩く。
わかりやすい。
田んぼもいつの間にか黄色に。
乙女ヶ池。
個人的には青森県を思い出しました。
湖西線が通り抜けていく。
というわけで、今日の散策はここまで。旅の再開初日、少しペースを落としましたが、やはり体力が落ちているなあと感じたので、良い選択肢だったかなと思います。
本日のひとこと
琵琶湖の風景が瀬戸内海に重なった瞬間もありました。山並みが綺麗だったときが特に。

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(終わり。次回へ続きます)

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