ふるさとの手帖

市町村一周の旅

京都の豊かな自然を肌で感じよう。【旧市町村一周の旅(京都府)|8月8日―489日目)】

京都の豊かな自然を肌で感じよう。【旧市町村一周の旅(京都府)|8月8日―489日目)】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】

87/171
50.88%
訪れた旧市町村の数【1330/2,094】
1330/2094
63.51%
総計【1417/2,264】
1417/2264
62.59%

スーパーカブの総走行距離
34172km

福知山市→旧三和町→旧瑞穂町→旧和知町→旧美山町→旧日吉町→旧丹波町、の7つ。
今日の旅先のこと
8月7日。滞在していた綾部市を出発し、福知山市街地を通って、三和町の知り合いの方を訪問し、その後休養させてもらいました。そして、8月8日に京丹波町や南丹市の旧市町村を巡っています。それでは振り返っていきましょう。
福知山市(1/7)
8月7日。朝5時半過ぎに福知山市街地へ。綾部市から福知山市はとても近くて、移動もそれほど大変ではありませんでした。

まずは三段池公園という公園へ訪れてみます。着いたのは朝6時ごろで、元気に犬の散歩をしているご家族もいました。池の周辺には植物園や動物園、体育館やグラウンドなど、いろんな施設が建っていて、複合的な施設もありつつ、自然もそばにある場所はいいなあと感じます。
三段池公園へ。
いろんな施設だ。
朝の空気。
池もあった。
その後、福知山城跡へ。とても好きな城です。大きいわけではないけれど、ずっとこの地に佇んでいる雰囲気というものを感じるし、城から市街地を見渡すだけで、福知山市全体を好きになるような感覚があります。まだ朝早かったけれど、差し込む日差しでしっかり汗をかきながら散策しました。
福知山城跡。
町並みを見渡す。
好きな風景だなあ。
三和町みわちょう(福知山市)(2/7)
8月8日。福知山市街地から国道9号線をしばらく南下した先に、三和町は広がっています。前日、三和町にある友人のおうちにも伺いましたが、散策では三和市街地へ。

周囲は豊かな緑に包まれて、遠くに集落が見えると、とても美しい里だなあと思わず足をとめました。福知山市街地とははっきり違う雰囲気です。田んぼと山並みと暮らしと、それぞれのバランスがとても心地良いまちで。
三和町へ。
山と集落と。
三和支所。
水路が美しい。
瑞穂町みずほちょう京丹波町きょうたんばちょう(3/7)
次にやってきたのは、瑞穂町。三和町と同じく国道9号線沿いに市街地が広がっていました。落ち着いた町並みと田んぼで、この日の帰路でも通過したのですが、国道沿いのミニストップの黄色い建物が目印としてわかりやすく、それを基準に瑞穂町にいるなあと判断できました。
瑞穂支所。
トマトを発見。
京丹波のバスだ。
さらに、まだ開館前で建物内に入ることはできませんでしたが、旧京丹波町立質美小学校にも訪れました。2011年に廃校になってから、地域の活性化拠点としてリノベーションされて、現在も活用されていると。地域の方々によって大切にされている場所は、ほんとうに素晴らしいです。
旧質美小学校。
学校近くの風景。
和知町わちちょう(京丹波町)(4/7)
次にやってきたのは和知町です。「道の駅 なごみ」というとってもシンプルな名前の道の駅があり、立ち寄りました。駐車場の入口には和知太鼓を叩く姿のモニュメントが建っていて、さらに道の駅では和知人形浄瑠璃の紹介もあり、郷土芸能がいろいろ残っているのだなあと感じられます。

周辺の地形も独特で、由良川の急カーブによってやや急峻な谷のようになっており、その中腹に住宅がいくつか建っていました。
道の駅 和。
太鼓のモニュメントだ。
中腹に家が建っている。
和知駅。
渋い駅前。
流れていた。
美山町みやまちょう南丹市なんたんし(5/7)
和知町でちょっと暑さにバテてしまって、道の駅で仮眠を取ってから再出発しました。気づかないうちに1時間ぐらい寝てしまったような気がするけれど、どれだけ寝たかもはっきり覚えておらず。

さて、体力ゲージを回復させて、次に向かったのは美山町です。やはり、観光地としても有名な「美山かやぶきの里」を目指しました。

市町村一周の旅が終わってから、SNSでかやぶきの里のことを知り、「こんな場所があったのか!」と思ったことを覚えています。地図で場所を見て、「ここも南丹市だったのか〜!」と。市町村一周の旅では、南丹市の園部周辺を訪れたのですが、かやぶきの里とは40km弱離れています。同じ南丹市でも。
まずは美山町の市街地を巡ったのち、かやぶきの里を目指します。市街地では中学校の生徒がスクールバスで下校していく様子も見かけました。町のいろんな場所におうちがあるのだろうなあと思います。

そして、うねうねとゆるやかな道を進み、いよいよ景色がひらけ、かやぶきの里の駐車場へ。観光客で賑わっていて、特に子供連れが多く、楽しそうな様子が微笑ましいです。

かやぶきの里には名前の通り、数多くのかやぶき民家が残っています。ぼくは福島県の大内宿をイメージして訪れたのですが、大内宿は縦に町並みが広がっているのに対して、かやぶきの里は横に広がっていました。
家々は建物が美しいだけではなく、玄関や庭に飾られた花々にも心が感じられ、薪の積み方や洗濯物の干し方にも丁寧な思いやりがこっそり込められているようで、今も生活していらっしゃる方々の、心の深さというものを想像したのでした。
美山支所。
市街地の雰囲気。
お昼にカレーも食べました。美味しかった。
まもなくかやぶきの里。
美山かやぶきの里に到着。
美しい。
花々も。
坂道をのぼるとお寺もあった。
昔の風景もとても良かった。
タバコのポイ捨て禁ズ。
日吉町ひよしちょう(南丹市)(6/7)
美山町のかやぶきの里から、次に向かったのは日吉町です。園部までは行きませんが、その手前までの大移動で、山道をしばらく進んでいきます。
最初に、日吉ダムの周辺にも立ち寄ってみました。そばには道の駅もあり、カラフルなテントが並んでいて、車もたくさん停まっています。奥には温泉施設もあるようで、それも人気のひとつなのかなあと。
そして、ダムは広々とした湖面に青空が反射し、青く輝いていました。良い駐車場をうまく見つけられず、軽く眺める形にはなりましたが、とても立派なダムで。
日吉ダム。
その後、市街地を散策しました。地名は殿田というそうで、昔ながらの静かな暮らしを感じます。また、張り紙を見ると殿田小学校のことが「とのしょう」と略されていて、ささやかだけれどいいなあと。
それに、市街地の最寄駅は日吉駅ですが、ふたつほど北にある駅は胡麻駅というそうです。胡麻駅かあ、気になりますよね。
畑と。
202
赤、黄、青。
丹波町たんばちょう(京丹波町)(7/7)
そして、最後にやってきたのは丹波町です。現在の京丹波町の中心地でもあり、京丹波町役場もここに位置します。

日吉町までは、山に囲まれた風景が続いていましたが、丹波町の市街地へ入る頃に、久しぶりに景色がひらけました。ザ、田んぼ! という爽快な緑と青空がとても気持ちいい。

「道の駅丹波マーケス」へ行ってみると、道の駅とスーパーマーケットが合体したような複合施設でした。館内も大型スーパーみたいな感じで。

また、何より市街地は国道9号線沿いに位置していて、この9号線が京都の大動脈なので、戻ってきたなあ、懐かしいなあ、という気持ちになったのでした。
田んぼと青空にうっとりする。
道の駅 丹波マーケス。スーパーも一緒。
京丹波町役場。
国道9号線。
フクロウがいた。
というわけで、今日の散策はここまで。福知山方面から、京丹波町も南丹市も、国道9号線でつながっているので、その周辺で出会う景色もありますし、そこから少し離れると、また全然違う風景がある。ということを教えてもらった一日でした。
本日のひとこと
京丹波町役場横に図書館があって、そこで勉強している高校生たちの姿が素敵でした。

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(終わり。次回へ続きます)

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