今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】
訪れた旧市町村の数【1265/2,094】 総計【1352/2,264】スーパーカブの総走行距離
32920km
今日の旅先のこと
さあ、舞台は鳥取県から兵庫県へと移りました。昨日から湯村温泉に泊まり、新温泉町と香美町、また養父市にも入っていきます。それでは振り返っていきましょう。
旧温泉町(新温泉町)(1/6)
地名の表記がとってもややこしく、(旧)温泉町から新温泉町に変わったまちです。空想上ですが、さらに新温泉町の名前がもし変わったら、旧新温泉町になってしまいます。
それはさておき、昨日から湯村温泉という温泉街の宿に泊まり、朝はチェックアウト前の散歩から。温泉街だけれどリーズナブルに泊まることができ、なおかつ荷物を持たず、半袖半ズボンで散歩できたので、すごく心地よかったです。
地名の表記がとってもややこしく、(旧)温泉町から新温泉町に変わったまちです。空想上ですが、さらに新温泉町の名前がもし変わったら、旧新温泉町になってしまいます。
それはさておき、昨日から湯村温泉という温泉街の宿に泊まり、朝はチェックアウト前の散歩から。温泉街だけれどリーズナブルに泊まることができ、なおかつ荷物を持たず、半袖半ズボンで散歩できたので、すごく心地よかったです。
主要なエリアには春来川が流れ、川沿いに地方各地の美人画が並び、赤い橋や湧き出る湯気、それを取り囲む大きな旅館やホテル、こうした雰囲気が、温泉街であることを感じさせます。
旧浜坂町(新温泉町)(2/6)
次に向かったのは、浜坂町。ここには浜坂温泉があります。日本海を目指して進み、道の駅を過ぎたあたりから、道路沿いにはスーパーやホームセンターなど店が並び、市街地が広がりました。
浜坂駅を起点に散策へ。家によって違いはありますが、かなり古い木造の家もあり、漁師町としての気配を感じます。昔の町並みだからこそ、緩やかに道が曲がっていて、方向感覚がわからなくなり迷ったりもしながら。昨日、因幡万葉歴史館で見た「麒麟獅子舞」の文化もあるようです。
その後、せっかく海の近くまで来たのでと海を見に行ったのですが、停泊している漁船の奥には田んぼも広がっていて、思わずなかなか見ない光景だなあと足を止めたのでした。
旧香住町(香美町)(3/6)
さて、浜坂町から東へ進み、香住町へ向かう予定でした。およそ20kmほどの道のりです。
と、徐々に向かっていた最中に、なんと通行止めの看板が。下道で道路の陥没が発生しており、通れないと。車であれば無料の自動車道で小さく迂回できました。しかし、125cc以下のバイクは自動車道に乗れないので、大きく迂回してくださいと。
ここで、ルートを計算し直してみると、20kmから50kmに変わりました。いやあ、これは、倍以上。今日行くべきか、別日に行き直すか、選択に迫られます。
ただ、今朝の湯村温泉は少しだけ楽に散策できたこと。明日は休養日に設定していること。これらの状況を踏まえると、この負担は今日カバーしないと、カバーしきれなくなる。と判断して、50kmの移動で大きく迂回することにしました。
ようやく市街地へ入り、日本海の近くに黒瓦の港町が現れます。明日、香住ふるさとまつりという海上花火大会も開かれるようで、ポスターや駐車場の看板もあちこちで見かけました。
まちはカニが名物で、カニのモニュメントが取り付けられたお店もひとつではなく。いつかゆっくり食べに来たいです。
旧美方町(香美町)(4/6)
次にやってきたのは、美方町。ただし、これは旧町名で、現在は「小代区」と呼ばれています。合併の際に美方から小代へ、かつての名前に戻したのだと。
小代は「日本で最も美しい村」連合にも含まれていて、地名とともに、この地域に続く歴史を残そうとする姿勢は、とても素敵だなあと。名前を戻した、という土地にはなかなか出会いません。
そして、矢田川沿いに市街地が広がり、ものすごい山道を登った先には棚田が広がっていました。そもそもの土地の場所も合わせて標高の高さを感じます。
また、天空のバス停にも。とはいえこの地域の集落はバス停よりも上です。そうなるとバス停が天空ではないように思えますが、訪れてみると確かに天空なのです。
谷向こうまでくっきりと景色がひらけている。それはアルプスのように。つまり、この地域一帯がいかに天空にあるか、ということ。海外にいるかのような景色でした。
旧村岡町(香美町)(5/6)
香住町と小代を往来する間に、村岡町の地域も通過しました。特に、香住町から小代へ向かっているときは、雲行きが怪しくなり、一度道の駅で様子を見て再出発することに。
結果的に、数時間後はこの地域もかなりの大雨になりましたが、村岡町へ早めに抜けたことで回避できました。ほっ。
香住町と小代を往来する間に、村岡町の地域も通過しました。特に、香住町から小代へ向かっているときは、雲行きが怪しくなり、一度道の駅で様子を見て再出発することに。
結果的に、数時間後はこの地域もかなりの大雨になりましたが、村岡町へ早めに抜けたことで回避できました。ほっ。
その後、村岡地域局の周辺へ。かつての古い町並みも残されており、お盆には盆踊りがあるというポスターもありました。
さらに、「木の殿堂」という施設にも行ってみました。舗装された山道をかなり登っていき、最後に現れた、大きな木の建築物。
安藤忠雄さん設計の建物で、館内は展示室や木に触れる体験室が。民家の展示を見たりしましたが、ふとシアタールームを見つけて、そこで東北新社が1992年につくった、15分間のトンボの映像をみました。この映像が、素晴らしかった!
とにかく、1992年に作られたとは思えない、カラーのクオリティ。クラシックが流れ、男性の落ち着いた声の解説が入り、トンボについてワクワクしながら映像をみました。すごいものを見たと思いました。
安藤忠雄さん設計の建物で、館内は展示室や木に触れる体験室が。民家の展示を見たりしましたが、ふとシアタールームを見つけて、そこで東北新社が1992年につくった、15分間のトンボの映像をみました。この映像が、素晴らしかった!
とにかく、1992年に作られたとは思えない、カラーのクオリティ。クラシックが流れ、男性の落ち着いた声の解説が入り、トンボについてワクワクしながら映像をみました。すごいものを見たと思いました。
旧関宮町(養父市)(6/6)
そして、最後にやってきたのは関宮町です。村岡町から国道9号線に沿って進み、久しぶりにぐるっと一周するループ橋を通って市街地へ。
途中で気づいたのですが、これまで日本海へ流れ出ていた川の流れが、瀬戸内海方面に移りました。ループ橋もありましたし、どこかに分水嶺があったのだと思います。
また、市街地は落ち着いた昔ながらの雰囲気が広がっていました。8月下旬には関宮で花火大会があるようで、ポスターも貼られています。
ここにきて、怪しい入道雲も抜けて、グッと最後に暑さを感じた散策でもありました。
というわけで、今日の散策はここまで。その後、朝来市まで移動しました。明日は旅を休む予定です。まだまだ夏は続きます。今、どれだけしっかり巡ることができるかは、旅の完遂に大きく影響する。この季節を大切に、進んでいきたいと思います。
本日のひとこと
兵庫県に入って、聞こえてくる言葉が関西弁になって、なんだかワクワクします。
兵庫県に入って、聞こえてくる言葉が関西弁になって、なんだかワクワクします。
旅を応援してくださる方へ
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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