
寂しいけれど、伯耆町でお世話になったおうちを出発し、東へと進んでいきます。大山町から東伯町へ。それでは振り返っていきましょう。
今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】
訪れた旧市町村の数【1188/2,094】 総計【1275/2,264】スーパーカブの総走行距離
31150km

今日の旅先のこと
旧名和町(大山町)(1/4)
9時に出発。曇り空だけれど、じんわり染み込んでくる暑さだ。でも、大山はくっきりと見えてそれが嬉しい。道の駅 大山恵みの里、大山町役場、後醍醐天皇の御腰掛の岩と巡った。道の駅にはガンバレルーヤの二人が大きく写ったポスターが。まひるさんは大山町の出身らしい。よしこさんは「大山町好き」と紹介されていた。
港町を抜けた先の漁港で、後醍醐天皇の御腰掛の岩を見る。周囲も石の柵で覆われていて、一本の松の木が立っていた。いわれの真偽を問う以前に、そうした岩が今もずっと残っているって、すごいことだ。後醍醐天皇が隠岐から脱出したというのは、もっとすごいことだけれど。
9時に出発。曇り空だけれど、じんわり染み込んでくる暑さだ。でも、大山はくっきりと見えてそれが嬉しい。道の駅 大山恵みの里、大山町役場、後醍醐天皇の御腰掛の岩と巡った。道の駅にはガンバレルーヤの二人が大きく写ったポスターが。まひるさんは大山町の出身らしい。よしこさんは「大山町好き」と紹介されていた。
港町を抜けた先の漁港で、後醍醐天皇の御腰掛の岩を見る。周囲も石の柵で覆われていて、一本の松の木が立っていた。いわれの真偽を問う以前に、そうした岩が今もずっと残っているって、すごいことだ。後醍醐天皇が隠岐から脱出したというのは、もっとすごいことだけれど。
旧中山町(大山町)(2/4)
旧名和町から東へ進み、旧中山町へ入った。徐々に大山の形が変わってきたようにも感じるが、まだ市街地は山の裾野にある。中山支所では中山温泉の紹介もあり、温泉付きの分譲地があるという看板もあった。蛇口をひねれば温泉が出てくるということなのだろうか……。中山口駅の周辺も散策し、ひっそりした気配を感じる。
旧名和町から東へ進み、旧中山町へ入った。徐々に大山の形が変わってきたようにも感じるが、まだ市街地は山の裾野にある。中山支所では中山温泉の紹介もあり、温泉付きの分譲地があるという看板もあった。蛇口をひねれば温泉が出てくるということなのだろうか……。中山口駅の周辺も散策し、ひっそりした気配を感じる。
旧赤碕町(琴浦町)(3/3)
赤碕の「碕」という字を見慣れていなかったので、あかさきと読むことになるほどと。まずは鳴り石の浜に向かう。大きなまんまるの石がいっぱいで、波打ち際の石が大きな波をかぶると、コロコロコロー!と音が鳴るのだった。島根県には鳴き砂があったけれど、砂は足で踏んだとき。石は引き波で音が鳴るという仕組みの違いも面白い。
赤碕駅前に移動すると、昔ながらの町並みが広がっている。さっきやってきた電車で降りてきた一人のおじさんが、小慣れた感じで写真を撮っていく。もしかしたらプロかもしれない。
さらに、もっと海寄りの港町の中にある、塩谷定好写真記念館へ立ち寄ってみた。記念館が生家でもあり、商家としての立派な佇まいで、国の登録有形文化財にもなっている。植田正治よりも年上にあたり、山陰出身の写真家として世界的に評価されたと。写実性が求められる以前の美術写真が多くて、写真集もじっくり拝見できた。自分が知らなかった写真に出会えることはいつも嬉しい。
赤碕の「碕」という字を見慣れていなかったので、あかさきと読むことになるほどと。まずは鳴り石の浜に向かう。大きなまんまるの石がいっぱいで、波打ち際の石が大きな波をかぶると、コロコロコロー!と音が鳴るのだった。島根県には鳴き砂があったけれど、砂は足で踏んだとき。石は引き波で音が鳴るという仕組みの違いも面白い。
赤碕駅前に移動すると、昔ながらの町並みが広がっている。さっきやってきた電車で降りてきた一人のおじさんが、小慣れた感じで写真を撮っていく。もしかしたらプロかもしれない。
さらに、もっと海寄りの港町の中にある、塩谷定好写真記念館へ立ち寄ってみた。記念館が生家でもあり、商家としての立派な佇まいで、国の登録有形文化財にもなっている。植田正治よりも年上にあたり、山陰出身の写真家として世界的に評価されたと。写実性が求められる以前の美術写真が多くて、写真集もじっくり拝見できた。自分が知らなかった写真に出会えることはいつも嬉しい。
旧東伯町(琴浦町)(4/4)
次にやってきたのは、旧東伯町。移動中は大山乳牛の大きな工場が見えて、見学もできると書かれていた。今回は立ち寄らずに琴浦町役場まで訪れて、周辺を散策してみる。すると、地元ではないように見える人たちが並んでいるラーメン屋を見つけたので、並ぶ。少し待って店内に入ると満席で、若い人もおじいさんおばあさんもいた。鳥取県で開幕した高校野球がテレビで流れる中、ラーメンをいただき汗をかく。
また、最寄り駅が浦安駅だというのも面白い。千葉だけではなく、鳥取にも浦安駅があるのだと。駅のポスターには「『じゃない方』の、浦安。」とも記されていた。さすがだ。
次にやってきたのは、旧東伯町。移動中は大山乳牛の大きな工場が見えて、見学もできると書かれていた。今回は立ち寄らずに琴浦町役場まで訪れて、周辺を散策してみる。すると、地元ではないように見える人たちが並んでいるラーメン屋を見つけたので、並ぶ。少し待って店内に入ると満席で、若い人もおじいさんおばあさんもいた。鳥取県で開幕した高校野球がテレビで流れる中、ラーメンをいただき汗をかく。
また、最寄り駅が浦安駅だというのも面白い。千葉だけではなく、鳥取にも浦安駅があるのだと。駅のポスターには「『じゃない方』の、浦安。」とも記されていた。さすがだ。
というわけで、今日の散策はここまで。明日、鳥取県をそのまま東に進むか、南へ進んでいくか、まだ迷ったまま眠りについたのでした。
本日のひとこと
塩谷定好写真記念館で、有名な写真家の三木淳さん(1919-1992)が倉敷市の出身だったと知りました。
塩谷定好写真記念館で、有名な写真家の三木淳さん(1919-1992)が倉敷市の出身だったと知りました。
旅を応援してくださる方へ

今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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