
今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【171/171】
訪れた旧市町村の数【2090/2105】 総計【2261/2276】スーパーカブの総走行距離
47851km

今日の旅先のこと
前日に石川県から神戸経由で沖縄本島へやってきました。計画として、沖縄県で訪れたい場所は大きく3つです。ひとつは沖縄本島、ひとつは久米島、そして宮古島。
また、できれば移動日を挟まずに巡りたいと思っていました。ただ、そんなことが可能なのか‥‥と作戦を練った結果、宿はずーっと沖縄本島の那覇で取っておき、宮古島や久米島には飛行機の日帰りで往復することに。それならばギリギリ可能だ、という判断でした。
というわけで、那覇市の安い宿にしばらく拠点を構えて、どういう順番で巡っていくかを決めていきましたが、最初に宮古島へ行くことにしました。やはりいちばん遠いので、先に巡っておきたかったという気持ちもあります。
朝6時のゆいレールに乗って那覇空港を目指すと、すでに車内は座れないほどに混み合っていました。みなさん空港からいろんな場所へ行くのだろうなあと。地元の方々の服装やアクセサリーは、本土の方たちと変わらないところもあれば、やっぱり沖縄らしいなあと感じられるものもあって、すごく素敵です。
空港に着いてからは乗り場までバスで移動したのですが、その車内に宮古島の写真が飾られていて、「あ、ここ行きたいな」という場所もあたらしく見つけたり。ふとこうした発見があるとありがたいなあと感じます。
飛行機に乗ってからは沢木耕太郎さんの機内誌エッセーを読んだり、パソコン作業をしたり、50分の旅はあっという間でした。そして、宮古島空港に到着すると、なまぬるいような風が吹いています。半袖でもいけるけれど、長袖でも問題ないような気温。空模様はちょっとどんより。
ここからはレンタカーに乗って、5つの旧市町村を巡りましょう。
また、できれば移動日を挟まずに巡りたいと思っていました。ただ、そんなことが可能なのか‥‥と作戦を練った結果、宿はずーっと沖縄本島の那覇で取っておき、宮古島や久米島には飛行機の日帰りで往復することに。それならばギリギリ可能だ、という判断でした。
というわけで、那覇市の安い宿にしばらく拠点を構えて、どういう順番で巡っていくかを決めていきましたが、最初に宮古島へ行くことにしました。やはりいちばん遠いので、先に巡っておきたかったという気持ちもあります。
朝6時のゆいレールに乗って那覇空港を目指すと、すでに車内は座れないほどに混み合っていました。みなさん空港からいろんな場所へ行くのだろうなあと。地元の方々の服装やアクセサリーは、本土の方たちと変わらないところもあれば、やっぱり沖縄らしいなあと感じられるものもあって、すごく素敵です。
空港に着いてからは乗り場までバスで移動したのですが、その車内に宮古島の写真が飾られていて、「あ、ここ行きたいな」という場所もあたらしく見つけたり。ふとこうした発見があるとありがたいなあと感じます。
飛行機に乗ってからは沢木耕太郎さんの機内誌エッセーを読んだり、パソコン作業をしたり、50分の旅はあっという間でした。そして、宮古島空港に到着すると、なまぬるいような風が吹いています。半袖でもいけるけれど、長袖でも問題ないような気温。空模様はちょっとどんより。
ここからはレンタカーに乗って、5つの旧市町村を巡りましょう。


旧城辺町(宮古島市)(1/5)
最初に向かった先は、旧城辺町です。島の東に位置していて、ゆっくりと進んでいきます。レンタカーでの旅ですが、地元の方々の車は速度制限をしっかりと守っていて、すごくいいなあと思いました。島なので制限速度も低く、ちょっとのんびり走っているぐらいに感じるかもしれないけれど、これがいちばん平和的だなあと。
さらに、トライアスロンの横断幕がいくつか掲げられていて、どうやら3日後に、「全日本トライアスロン宮古島大会」があると。そして、「◯◯がんばれ!!」とそれぞれ推している個人名が紹介されていたりもして、熱が伝わってきました。
さて、まず到着したのは、有名な観光地でもある「東平安名崎」です。到着した際には土砂降りの雨でしたが、岬の下をのぞくと、大きな岩がバラバラに点在しています。その岩の上には苔が生えていて、独特の景観。また雨が降っているにもかかわらず、海はかなり透明だったので、晴れの日はもっとすごいだろうなあと。
その後、城辺出張所の周囲も散策しました。正面手前の入口や、建物の玄関先にも、シーサーが。さすがの沖縄らしさです。
何度か島内放送も鳴ったのですが、それもトライアスロンに関する放送でした。「全日本」ですし、大きな大会なのだなあということをしみじみ。

















旧上野村(宮古島市)(2/5)
次に向かったのは、西隣の旧上野村。Aコープのある周辺を散策してみて、近くに小学校があったのですが、建物の屋根も雰囲気も、本土とは全然違うなあと感じられます。でも、体育館から聞こえてくる元気な声は同じです。
ほかには、サボテンが多いな? と思ったり、畑のそばの道を歩いていたら足元に小さなカエルがたくさんいたり。
あと、観光地としては定番かもしれないけれど、「シギラビーチ」にも。駐車場代が1000円だったのは、ヒィ、と思いつつも、周辺のリゾート感を見ていると、そういうものなのだろうなあと。
シュノーケリングで海に入っている方たちもたくさんいて、インストラクターさんが「はーい、ウミガメ見つけましたよぉ!」と。先日訪れた徳島では、ウミガメの数が減っているという話だったのになあ、と思ったり。
次に向かったのは、西隣の旧上野村。Aコープのある周辺を散策してみて、近くに小学校があったのですが、建物の屋根も雰囲気も、本土とは全然違うなあと感じられます。でも、体育館から聞こえてくる元気な声は同じです。
ほかには、サボテンが多いな? と思ったり、畑のそばの道を歩いていたら足元に小さなカエルがたくさんいたり。
あと、観光地としては定番かもしれないけれど、「シギラビーチ」にも。駐車場代が1000円だったのは、ヒィ、と思いつつも、周辺のリゾート感を見ていると、そういうものなのだろうなあと。
シュノーケリングで海に入っている方たちもたくさんいて、インストラクターさんが「はーい、ウミガメ見つけましたよぉ!」と。先日訪れた徳島では、ウミガメの数が減っているという話だったのになあ、と思ったり。










旧下地町(宮古島市)(3/5)
さらに西へと進み、旧下地町へやってきました。まずは前浜ビーチに向かってみると、とても透明で。曇り空でも綺麗だと感じるのだから、晴れていたらとんでもないのだろうなあと思います。それに、男性の方が海へと入ってクロールでごりごりと泳いでいきました。きっと、3日後のトライアスロンに出場されるんだ! と予想されました。それにしてもかっこいいなあと、泳ぎ姿はどんどん遠ざかってゆき。
その後、現在の下地出張所、かつての下地町役場の周辺を散策です。ちょっと止んでいた雨が再び強くなってきたので、少し行動範囲は狭くなりましたが、やはりそれぞれの地域で集落があるのだなあということを、あらためて感じるばかりでした。
さらに西へと進み、旧下地町へやってきました。まずは前浜ビーチに向かってみると、とても透明で。曇り空でも綺麗だと感じるのだから、晴れていたらとんでもないのだろうなあと思います。それに、男性の方が海へと入ってクロールでごりごりと泳いでいきました。きっと、3日後のトライアスロンに出場されるんだ! と予想されました。それにしてもかっこいいなあと、泳ぎ姿はどんどん遠ざかってゆき。
その後、現在の下地出張所、かつての下地町役場の周辺を散策です。ちょっと止んでいた雨が再び強くなってきたので、少し行動範囲は狭くなりましたが、やはりそれぞれの地域で集落があるのだなあということを、あらためて感じるばかりでした。











旧伊良部町(宮古島市)(4/5)
今度は伊良部大橋を渡って、伊良部島へ向かいました。それにしても、とっても長い橋です。鹿児島の離島、甑島の橋よりも長いのでは? と思いました。調べてみると、甑大橋は1533m、角島大橋は1780m、そして、伊良部大橋は3540m。はぁ〜、すごい!
そして、道の駅や牧山展望台から景色を眺めると、橋そのものもすごいけれど、島全体の地形もよく見えました。立派な珊瑚礁隆起で、日本の南国の島々に多い地形かもしれないけれど、やっぱり独特だよなあと。
また、佐良浜港という港の周辺も散策しました。ここは、宮古島行きの飛行機に乗る前のバスで見つけた場所で、家並みがすごいなと思ったのです。訪れてみると、カツオの一本釣りが有名であると知り、さらに港のそばの台地に凸凹と家が密集しています。
海近くの家並みは本土でも見受けられるけれど、やはりそこにある植生や、家の形や色、小さなパーツが違っているだけで、感じられる印象がまったく違うのだなあと思わされました。たとえば、佐良浜の住宅地の地形そのものは尾道と似ているかもしれないと思ったけれど、でも雰囲気は完全に違うわけです。
さらに、その住宅地の狭い路地を歩くと、壁の違いや聞こえてくるテレビの音、地元の新聞紙からも、この地域らしさが感じられるのでした。ほんの少しパーツが違うだけかもしれないけれど、感じるものはほんとうに大きく違うなあと。風土というものは、そういう些細な違いなのかもしれません。
今度は伊良部大橋を渡って、伊良部島へ向かいました。それにしても、とっても長い橋です。鹿児島の離島、甑島の橋よりも長いのでは? と思いました。調べてみると、甑大橋は1533m、角島大橋は1780m、そして、伊良部大橋は3540m。はぁ〜、すごい!
そして、道の駅や牧山展望台から景色を眺めると、橋そのものもすごいけれど、島全体の地形もよく見えました。立派な珊瑚礁隆起で、日本の南国の島々に多い地形かもしれないけれど、やっぱり独特だよなあと。
また、佐良浜港という港の周辺も散策しました。ここは、宮古島行きの飛行機に乗る前のバスで見つけた場所で、家並みがすごいなと思ったのです。訪れてみると、カツオの一本釣りが有名であると知り、さらに港のそばの台地に凸凹と家が密集しています。
海近くの家並みは本土でも見受けられるけれど、やはりそこにある植生や、家の形や色、小さなパーツが違っているだけで、感じられる印象がまったく違うのだなあと思わされました。たとえば、佐良浜の住宅地の地形そのものは尾道と似ているかもしれないと思ったけれど、でも雰囲気は完全に違うわけです。
さらに、その住宅地の狭い路地を歩くと、壁の違いや聞こえてくるテレビの音、地元の新聞紙からも、この地域らしさが感じられるのでした。ほんの少しパーツが違うだけかもしれないけれど、感じるものはほんとうに大きく違うなあと。風土というものは、そういう些細な違いなのかもしれません。
















旧平良市(宮古島市)(5/5)
最後にやってきたのは、宮古島の中心地である、旧平良市です。「たいら」ではなく、「ひらら」と読むんだ! ということも知りつつ、市街地へ。
カママ嶺公園に向かってみると、小高い丘にでっかい遊具型のシーサーがいて、そこから市街地を見渡すことができました。でっかいシーサーといっても主に子ども用の遊具だとは思うのですが、せっかくなのでシーサーの中に入ってのぼってみたり。いやあ、狭くてちょっと後悔しつつも、シーサーからはもう少し見晴らしも良くなりました。
また、港の方には巨大なクルーズ船も停泊していて、宮古神社には観光客もたくさん訪れていました。あと、市場でサーターアンダーギーを2個買おうとしたら、「どっちをどう取った?」とおばちゃん。え、そんなの考えてませんでした、とキョトンとしたところ、「硬さでわかるのよ。こっちが今日つくった分、こっちが昨日!」と。はぁー、サーターアンダーギーの硬さ、人生で初めて考えました。それにしても、揚げ菓子なのにベタベタ感がなくて、あっさり優しくて、すんごく美味しかったです。
最後にやってきたのは、宮古島の中心地である、旧平良市です。「たいら」ではなく、「ひらら」と読むんだ! ということも知りつつ、市街地へ。
カママ嶺公園に向かってみると、小高い丘にでっかい遊具型のシーサーがいて、そこから市街地を見渡すことができました。でっかいシーサーといっても主に子ども用の遊具だとは思うのですが、せっかくなのでシーサーの中に入ってのぼってみたり。いやあ、狭くてちょっと後悔しつつも、シーサーからはもう少し見晴らしも良くなりました。
また、港の方には巨大なクルーズ船も停泊していて、宮古神社には観光客もたくさん訪れていました。あと、市場でサーターアンダーギーを2個買おうとしたら、「どっちをどう取った?」とおばちゃん。え、そんなの考えてませんでした、とキョトンとしたところ、「硬さでわかるのよ。こっちが今日つくった分、こっちが昨日!」と。はぁー、サーターアンダーギーの硬さ、人生で初めて考えました。それにしても、揚げ菓子なのにベタベタ感がなくて、あっさり優しくて、すんごく美味しかったです。












というわけで、今日の散策はここまで。その後、レンタカーを返却し、夕方のうちに再び飛行機で沖縄本島へ戻ったのでした。快晴ではありませんでしたが、宮古島をあらためて巡ることができてありがたかったです。またゆっくり、宮古島に行ける日が来ますように。
本日のひとこと
車で左右の安全確認をするときに、サトウキビで視界が遮られることって、なかなかないですよね。
車で左右の安全確認をするときに、サトウキビで視界が遮られることって、なかなかないですよね。
旅を応援してくださる方へ

今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
LEAVE A REPLY