
今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【170/171】
訪れた旧市町村の数【2018/2,101】 総計【2188/2,272】スーパーカブの総走行距離
47660km

今日の旅先のこと
旅で愛媛県の四国中央市を訪れたとき、たったあと数キロで、香川県の観音寺市に行けるのになあ、と思いながら、逆方向へと進んでいったのでした。あれから一か月、ぐるっと愛媛、高知を巡って、ようやく香川県の西部へ辿り着いたような感覚です。それでは振り返っていきましょう。
観音寺市(1/6)
観音寺駅の近くで宿を取っていたので、今朝はカブに乗る前に周辺を散策しました。地元の子どもたちが出かけていたり、一の谷川沿いやまちなみの雰囲気を感じたり。以前は銭形砂絵を見に行っていたので、市街地を歩いたのは初めてでした。
その後、旧大野原町や旧豊浜町を巡ったのち、三豊市に向かっていく途中で、銭形砂絵の展望台にも、もう一度立ち寄ってみました。すぐそばの琴弾公園では桜が見事を迎えていてお客さんも多く、展望台も同様にたくさんの人たちで賑わっていました。ものすごく大きな銭形砂絵が見られるわけですが、砂絵を囲むように松林が広がり、砂絵の奥には青々とした瀬戸内海が視界を占めて、景色そのものが抜群だよなあと。
観音寺市(1/6)
観音寺駅の近くで宿を取っていたので、今朝はカブに乗る前に周辺を散策しました。地元の子どもたちが出かけていたり、一の谷川沿いやまちなみの雰囲気を感じたり。以前は銭形砂絵を見に行っていたので、市街地を歩いたのは初めてでした。
その後、旧大野原町や旧豊浜町を巡ったのち、三豊市に向かっていく途中で、銭形砂絵の展望台にも、もう一度立ち寄ってみました。すぐそばの琴弾公園では桜が見事を迎えていてお客さんも多く、展望台も同様にたくさんの人たちで賑わっていました。ものすごく大きな銭形砂絵が見られるわけですが、砂絵を囲むように松林が広がり、砂絵の奥には青々とした瀬戸内海が視界を占めて、景色そのものが抜群だよなあと。











旧大野原町(観音寺市)(2/6)
観音寺市街地から南へ進み、少し内陸側に位置しているのが旧大野原町です。平野部であり、南東には山並みが広がっていて、海と山の中間のような感じです。その山間部へと入っていくと、「豊稔池堰堤」という有名なダムの堰堤を見ることができます。前回の旅では、クラウドファンディングで支援してくださった同年代のTANIさんという方に、案内していただいたのでした(銭形砂絵も)。
そして、ダムにカブで行くのは少し大変かなと思い、今回は市街地へ。大野原の市街地へやってくるのは初めてです。自由に散策をしていると、こんもりとした小さな丘を見つけて、どうやら古墳のようでした。ここに古墳があるのだなあと思いつつ、その古墳のそばに咲いていた桜も華があるなあ、という印象を受けたり、穏やかなまちの雰囲気を感じることができたのでした。
観音寺市街地から南へ進み、少し内陸側に位置しているのが旧大野原町です。平野部であり、南東には山並みが広がっていて、海と山の中間のような感じです。その山間部へと入っていくと、「豊稔池堰堤」という有名なダムの堰堤を見ることができます。前回の旅では、クラウドファンディングで支援してくださった同年代のTANIさんという方に、案内していただいたのでした(銭形砂絵も)。
そして、ダムにカブで行くのは少し大変かなと思い、今回は市街地へ。大野原の市街地へやってくるのは初めてです。自由に散策をしていると、こんもりとした小さな丘を見つけて、どうやら古墳のようでした。ここに古墳があるのだなあと思いつつ、その古墳のそばに咲いていた桜も華があるなあ、という印象を受けたり、穏やかなまちの雰囲気を感じることができたのでした。










旧豊浜町(観音寺市)(3/6)
旧大野原町から西へと進み、旧豊浜町へと入りました。豊浜支所の周辺を散策してみます。国道沿いの道は、やはり全国的にどんな国道でも当てはまるような無機質な感じもするのですが、ひとつ裏の道へと踏み入れると、昔ながらの住宅地が広がっていました。
ふと見つけたお寺の桜が満開で、思わず足を踏み入れると、地元の年配の方々を中心に、たくさんの人手で境内を掃除していました。きっと、定期的にそういうことをやっているのだろうなあと。集まって掃除をすることはとても素敵なことだし、お寺という側面では、心の軸もあるのかもしれないし、交流の場でもあるだろうし、素敵な日常だなぁと。
その後、一の宮公園という海岸沿いの公園にも訪れました。とっても気持ちのいい公園で、背の高い木々と広々とした芝生が広がり、青い海もくっきりと。観光地というよりも、地元の方たちが過ごす場所で、パパやママが子どもとゆっくり遊んでいたり、テニスコートでは中学生が部活動の練習をしていたり。とっても好きになるような場所でした。
旧大野原町から西へと進み、旧豊浜町へと入りました。豊浜支所の周辺を散策してみます。国道沿いの道は、やはり全国的にどんな国道でも当てはまるような無機質な感じもするのですが、ひとつ裏の道へと踏み入れると、昔ながらの住宅地が広がっていました。
ふと見つけたお寺の桜が満開で、思わず足を踏み入れると、地元の年配の方々を中心に、たくさんの人手で境内を掃除していました。きっと、定期的にそういうことをやっているのだろうなあと。集まって掃除をすることはとても素敵なことだし、お寺という側面では、心の軸もあるのかもしれないし、交流の場でもあるだろうし、素敵な日常だなぁと。
その後、一の宮公園という海岸沿いの公園にも訪れました。とっても気持ちのいい公園で、背の高い木々と広々とした芝生が広がり、青い海もくっきりと。観光地というよりも、地元の方たちが過ごす場所で、パパやママが子どもとゆっくり遊んでいたり、テニスコートでは中学生が部活動の練習をしていたり。とっても好きになるような場所でした。













旧豊中町(三豊市)(4/6)
観音寺市の銭形砂絵を訪ねたのち、ここからは三豊市の旅へと移っていきます。三豊市といえば、全国的にも有名な観光地がいくつかあるけれど、ほかにはどんな土地があるのだろうと。昨日訪れた旧財田町や旧山本町も含めて、とても広い土地ですから。
そして、豊中町は平野部の雰囲気を感じるまちなみでした。すぐ西に海があった先ほどの観音寺市とは違って、西側には山も現れます。山の険しさは感じないものの、程よく山に囲まれた雰囲気は、とても好きです。
お腹も空いていたので、市街地を散策したのちに、地元のうどん屋さんへ行ってみました。観光客メインではなく、地元の方々が多いようなお店で、店内はおじいちゃんと孫が一緒にいたり、スーツや作業服の方、おひとり様、野球のユニフォーム姿の社会人、ほんとうにいろんな人たちがいました。これまでに訪れたお店よりも、ずっとローカル感があって、実の香川の日常の中にいるようで。
かまたまうどんを注文してみたのですが、うどんが届くと「たまごは下に入ってます」とのことで、見た目はプレーンのうどんそのまま。ああ、見た目ではなくて、味勝負なんだなあと感じられて、きっと大型のチェーン店なら真似できないなあと、本場のうどんに出会えたような気がしました。うどんのコシと味は見た目じゃあないと。
意外だったのは、男性でもうどんサイズの「小」を頼む人が多くて、「小しか食べないの?」という雰囲気に一切ならないことも、いいなあと。
観音寺市の銭形砂絵を訪ねたのち、ここからは三豊市の旅へと移っていきます。三豊市といえば、全国的にも有名な観光地がいくつかあるけれど、ほかにはどんな土地があるのだろうと。昨日訪れた旧財田町や旧山本町も含めて、とても広い土地ですから。
そして、豊中町は平野部の雰囲気を感じるまちなみでした。すぐ西に海があった先ほどの観音寺市とは違って、西側には山も現れます。山の険しさは感じないものの、程よく山に囲まれた雰囲気は、とても好きです。
お腹も空いていたので、市街地を散策したのちに、地元のうどん屋さんへ行ってみました。観光客メインではなく、地元の方々が多いようなお店で、店内はおじいちゃんと孫が一緒にいたり、スーツや作業服の方、おひとり様、野球のユニフォーム姿の社会人、ほんとうにいろんな人たちがいました。これまでに訪れたお店よりも、ずっとローカル感があって、実の香川の日常の中にいるようで。
かまたまうどんを注文してみたのですが、うどんが届くと「たまごは下に入ってます」とのことで、見た目はプレーンのうどんそのまま。ああ、見た目ではなくて、味勝負なんだなあと感じられて、きっと大型のチェーン店なら真似できないなあと、本場のうどんに出会えたような気がしました。うどんのコシと味は見た目じゃあないと。
意外だったのは、男性でもうどんサイズの「小」を頼む人が多くて、「小しか食べないの?」という雰囲気に一切ならないことも、いいなあと。










旧仁尾町(三豊市)(5/6)
次に向かったのは、旧仁尾町です。西側に広がっている山を越えるためにトンネルを抜けると、一気に海側の暮らしの雰囲気に。海沿いを進むと「父母ヶ浜」も現れて、観光客も賑わっています。干潮、満潮のどのタイミングなのかは分からなかったけれど、風が強かったので、あまり海面からシルエットが映るようなタイミングではありません。でも、海を見ると魚がたくさん泳いでいて、ものすごく透明な海なので、海そのものがいいなあと。
その後、市街地を自由に歩いていたのですが、小高い場所が少し気になって、お寺を登ってその上へと進むと、仁尾の町並みを一望することができました。さらに、頂上には幹の太い立派な桜の木が鎮座していて、地元の方たちが何人か、ここでお花見をしていて。「小学校までは、ここに来てたんだよ」というお母さんたちの会話も聞こえてきて、胸がじんと。この場所は地図に載っていませんでした。これからもひっそりと、この桜の木が大切にされますように。
次に向かったのは、旧仁尾町です。西側に広がっている山を越えるためにトンネルを抜けると、一気に海側の暮らしの雰囲気に。海沿いを進むと「父母ヶ浜」も現れて、観光客も賑わっています。干潮、満潮のどのタイミングなのかは分からなかったけれど、風が強かったので、あまり海面からシルエットが映るようなタイミングではありません。でも、海を見ると魚がたくさん泳いでいて、ものすごく透明な海なので、海そのものがいいなあと。
その後、市街地を自由に歩いていたのですが、小高い場所が少し気になって、お寺を登ってその上へと進むと、仁尾の町並みを一望することができました。さらに、頂上には幹の太い立派な桜の木が鎮座していて、地元の方たちが何人か、ここでお花見をしていて。「小学校までは、ここに来てたんだよ」というお母さんたちの会話も聞こえてきて、胸がじんと。この場所は地図に載っていませんでした。これからもひっそりと、この桜の木が大切にされますように。
















旧詫間町(三豊市)(6/6)
最後にやってきたのは、旧詫間町です。ここにも有名な観光地、「紫雲出山」があるのですが、最も有名な桜のシーズンはなんと事前予約制で、車の出入りが制限されていました。それぐらいしなければ対応できないほど、人気なのだなあと。ぼくがそのシステムに気づいたのは前日のことなので、時すでに遅し。ただ、それをポジティブに捉えて、荘内半島をぐるっと一周してみることにしました。
荘内半島は小さくもしっかりと瀬戸内海に突き出た半島で、かなり細くうねうねとした道を進んでいきます。その先に集落が広がっていることの驚きと、青々とした海の美しさが、交互にやってくるのでした。
ぐるっと一周したのち、詫間市街地まで移動すると、結構大きなまちだなあと感じられて、海がそばにある暮らしと、市街地らしさをどちらも感じることができました。
最後にやってきたのは、旧詫間町です。ここにも有名な観光地、「紫雲出山」があるのですが、最も有名な桜のシーズンはなんと事前予約制で、車の出入りが制限されていました。それぐらいしなければ対応できないほど、人気なのだなあと。ぼくがそのシステムに気づいたのは前日のことなので、時すでに遅し。ただ、それをポジティブに捉えて、荘内半島をぐるっと一周してみることにしました。
荘内半島は小さくもしっかりと瀬戸内海に突き出た半島で、かなり細くうねうねとした道を進んでいきます。その先に集落が広がっていることの驚きと、青々とした海の美しさが、交互にやってくるのでした。
ぐるっと一周したのち、詫間市街地まで移動すると、結構大きなまちだなあと感じられて、海がそばにある暮らしと、市街地らしさをどちらも感じることができました。














というわけで、今日の散策はここまで。今日のルートを春の日に、そして、晴れの日に巡ることができたことは、ありがたいことだなぁと思います。桜並木や美しい海に、たくさん出会うことができました。
本日のひとこと
瀬戸内海と、四季の移り変わりをじっくりと味わうことができたら、ほんとうにいいだろうなあと、しみじみ思います。
瀬戸内海と、四季の移り変わりをじっくりと味わうことができたら、ほんとうにいいだろうなあと、しみじみ思います。
旅を応援してくださる方へ

今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
写真集の商品ページはこちら
(終わり。次回へ続きます)
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