ふるさとの手帖

市町村一周の旅

堺市の3区を巡って、都市圏の散策はここまで。【旧市町村一周の旅(大阪府)|2月8日―674日目)】

堺市の3区を巡って、都市圏の散策はここまで。【旧市町村一周の旅(大阪府)|2月8日―674日目)】

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【160/171】

160/171
93.57%
訪れた旧市町村の数【1763/2,099】
1763/2099
84.00%
総計【1923/2,270】
1923/2270
84.71%

スーパーカブの総走行距離
42952km

南区→中区→西区、の3つ。
今日の旅先のこと
(更新がしばらく空いてしまいました…。約一ヶ月前まで遡りますが、こういう旅をしていた、ということでお付き合いいただけますと幸いです。)

この日は堺市で残っていた南区、中区、西区の3区へ
。当日中に、スーパーカブを預けていた和歌山県太地町のご夫婦のところへ戻る予定で、無理のない時間に伺うには、昼の便で特急くろしお号に乗る必要がありました。なので、訪れたまちは3つですが、時間としてはちょうどピッタリぐらいで。最後まで、それぞれのまちと出会う心で、進んでいきましょう。


南区みなみく(堺市)(1/3)
風が冷たく、寒いが晴れている。京都の方は雪らしい。電車が動いているだけでも何よりだと感じられる。

まずは荷物を丸ごと持って天王寺へ。天王寺駅から太地駅に向かう特急の便は12時32分発。太地駅までは3時間半かかるのだ。なので、発車時刻までに天王寺へ戻って来れるように。

コインロッカーに荷物を入れたあと、御堂筋線でなかもず駅へ向かい、さらにそこから泉北ライナーに乗る。結構、乗客も多かったのでみんな目的地があるのだなあと。そして、南区の「とが美木多みきた駅」で下車をした。栂・美木多駅という駅名は「・」が付いているので珍しい。

駅の周辺からは幹線道路を跨いだ先に、住宅地が広がっていた。地形は平坦というよりも台地で、奥には山も畑も見える。しかし、住宅地という雰囲気も残っている。この感じは、どちらかというと和歌山と似ているのかなあとも思った。

駅の近くには原山公園があり、毎週土曜日朝8時から、みんなで走ろうという企画があった。ビブスを着ている人たちもいるので安心だし、「はい、ゴール!!ナイスラン〜!!」と明るい掛け声が溢れていてとてもいい空間だった。
泉北ライナーで南区へ。
幹線道路も通っている。
南区役所。
畑も見える。
原山公園と通じる道。
おはようー。
朝のランニングを地域でやってて良かった。
中区なかく(堺市)(2/3)
再び電車に乗って、中区の深井駅には5分ほどであっという間に着いた。ここでも駅から市街地を散策してみる。大通りは交通量が多く、車のスピードも出ているので、カブだったらちょっと走りづらかったなあ、徒歩で来て良かったかもなあ、ということも思った。

謎のヨーロッパの建物があるぞ、と思ったら結婚式場だったり、池まで行ってみようと思ったら、大部分が工事中でぐるっと大回りをしたり。ただ、周辺の雰囲気のベースはやはり住宅街で、先ほどよりも堺市街地に近づいているのもあり、都市っぽさも感じられた。
電車の中から。
深井駅下のロータリー。
土偶と埴輪だ。
多分、結婚式場。
水賀池。
暮らしの土地である。
西区にしく(堺市)(3/3)
最後に西区へ向かっていく。深井駅から三国ヶ丘駅で乗り換えて、JRで津久野駅まで。三国ヶ丘駅のそばには大仙陵古墳もあって、車窓からも「でっかい古墳、ありますよ〜」感だけ味わった。大仙公園にも、またゆっくり来てみたいものだ。

津久野駅を降りてからは、鳳駅までひと駅分歩いてみることに。津久野周辺も住宅街という感じで、水辺が広がっているところもあった。そして途中、大鳥大社にも立ち寄る。これで堺市の旅、更には大阪府の旅も最後になる。簡単なようで、簡単ではない旅だった。大阪市も合わせると、軽く100km以上は歩いているだろうし。そのお礼参りで参拝させてもらった。とても気持ちのいい神社だったし、一本だけ紅梅が咲いていた。まだまだ寒波の真っ只中であり、今年初めて見た紅梅の花だった。とてもうれしかった。
津久野駅へ。
駅前らしい雰囲気。
水辺も。
大鳥大社。
紅梅だ!
この絵は、だんじりかなあ!
というわけで、今日の散策はここまで。天王寺駅の乗車時刻にも無事に間に合い、太地駅まで向かうことができたのでした。これで、大阪府の旅も無事に終了。寒波の最中であり、カブでは山間部を走るリスクがあるかなと都市圏を巡った旅でした。簡単ではなかったですが、無事に終えられたことが、とてもありがたいです。堺市を巡れたことで、カブの移動ルートもちょっとだけ効率化されています。考えることが多いですが、まずは目の前の旅を、これからもしっかりと進めていきたいと思います。
本日のひとこと
特急の発車が遅れたので、太地町のご夫婦のおうちに電話を掛けたのですが、その日の夜、ガラケーが故障して直らず。最後にご夫婦に電話を掛けられたということも、いま思えばとても不思議に感じるのです。
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今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
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(終わり。次回へ続きます)

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