ふるさとの手帖

市町村一周の旅

再出発。【日本一周109日目2018.07.13北海道編No.368~374】

旅の再出発。

函館の朝は雨音。ライダーハウスに泊まってたのは3人で、「今日も雨か」という挨拶から始まる。相変わらず北海道に夏はやってこない。

主な予定は翌日に奥尻島へ行くこと。函館にいても良いけどフェリーのある江差町へは外回り160kmある。やっぱり前日に近くまで行っておくのが吉だ。

ステッカーができた。

江差まで160km離れてるから朝から出るのがベストなんだけど、ステッカーができるのが昼頃とのことでそれまで待ってた。昨日アポなしで印刷屋さんに相談しに行って、受けてくださって今日印刷してくださった。納期は連休明けが通常だったけど丸1日で作ってくれて、50枚の値段で100枚印刷してくれた。「こんなことしかできないから」っていう言葉の重さと優しさを感じた。僕もこんなことしかできないけど、できるベストを尽くすほかない。

これで少しは一緒に走れるかな。

江差まで晴れたり霧の中。

ステッカーは100枚あるから色々な人に配りたいと思っていて、SNSで実際に色んな人が声をかけてくれた。郵送の作業をすると16時になってしまったので、ここから急ぎ足で踏ん張って進んだ。

霧の中に消える。ー北斗市ー

ここは晴れたり霧が出たり。ー木古内町ー

本島だと、この緑の先は夏なのだろう。ー知内町ー

福島町は相撲の里。横綱千代の山・千代の富士のふるさとだ。ー福島町ー

福島町から次へ向かう時。
北海道でこの雲を見れば、この先どうなるのか見当がつく。

全く視界のない濃霧。ー松前町ー

お城を見るつもりだったけどやめちゃった。

松前町から次の上ノ国町の市街地まで、50kmある。ひたすら海岸線沿いを走って、日も暮れた。ー上ノ国町ー

閉店後、ガソリンスタンド。

夜遅くまでヤマトありがとう。

そして最後、江差町に何とか到着した。道の駅 江差で寝る予定で、その前に近くのセコマでご飯を食べていたけれど、お兄さんが声をかけてくださった。

右のお兄さんが声をかけてくださった。左の方はセコマの方(お兄さんの友達)

とっっても優しくて、気さくに話をしてくださった。コーヒーを買ってくれて、ありがたさが心に染みた。
ステッカーも渡して雨の話になって、今できることを頑張ろうじゃん、って頷いた。

旅の再出発だ。

COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. 焦るくださいから放送ですけどから消えるがいいかなと思ってるんですが!

  2. はじめまして。
    ほぼ日の「1741のふるさと」からやってきました。
    長野県で農家を営んでおります、タカハシと申します。
    実家が北海道の松前町、地図を見ると
    あっ!通ってる!多分、いや、絶対うちの前も通ってるわ!と
    なんだか嬉しくなってコメントを書きました。
    松前城見なかったんですね…、夏の道南は霧が多いのでね。
    農家になり、しばらく松前に帰っていないので地元の景色が見れて嬉しかったです。
    今はSNSで友人の近況から見れますが、全く知らない方の目線で見る故郷は
    別の街を見ているよで、しかし見覚えのある建物があちこちにあり
    なんだか不思議な感覚になりました。
    こんな里帰りもいいですね、ありがとうございました。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

RECENT ARTICLES

Follow me