ふるさとの手帖

市町村一周の旅

美保関を走り抜け、大根島に行こう。【旧市町村一周の旅(島根県|7月4日―454日目)】

美保関を走り抜け、大根島に行こう。【旧市町村一周の旅(島根県|7月4日―454日目)】

今日は隠岐の島町を船で出港し、松江市の旧美保関町と旧八束町を訪れました。それでは振り返っていきましょう。

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】

87/171
50.88%
訪れた旧市町村の数【1170/2,094】
1170/2094
55.88%
総計【1257/2,264】
1257/2264
55.52%

スーパーカブの総走行距離
30856km

旧美保関町→旧八束町、の2つ。

今日の旅先のこと
  • 朝食を食べて元気いっぱい。
    朝食を食べて元気いっぱい。
  • 鬼太郎の船に乗る。
    鬼太郎の船に乗る。
  • 港から。
    港から。
  • ありがと、隠岐!
    ありがと、隠岐!
  • また来れますように。
    また来れますように。
  • 島前に船は進む。
    島前に船は進む。
  • 海士町だ。懐かしい。
    海士町だ。懐かしい。
  • 西ノ島町。小さな雨も降ってた。
    西ノ島町。小さな雨も降ってた。
  • それぞれに、訪れたなあ。
    それぞれに、訪れたなあ。
  • 知夫里村。この道も印象的だった。
    知夫里村。この道も印象的だった。
  • 雲が深い。
    雲が深い。
  • 美保関かな。島根半島が見えてきた。
    美保関かな。島根半島が見えてきた。
  • もうすぐ境港へ。
    もうすぐ境港へ。
  • ハシゴ。
    ハシゴ。
  • 島では雨が降るなかお疲れさまでした。
    島では雨が降るなかお疲れさまでした。
隠岐の島町から、境港港へ。
朝は山に雲が広がっていて、雨も降っているようだった。でも、港は時折鋭い日差しが差し込む、島の気候だ。
港で乗船券を買うと、同じカブ乗りの男性が先に並んでいて、さっぱりとした会話をした。ぼくよりも一日長く隠岐にいたが、初日は大雨だったと。
朝8時半に出港する船便は、海士、西ノ島、知夫の、島前と呼ばれる3島を経由する。海士に着く頃には西ノ島も見えて、島が大きくつながっているように見えた。下船はしないから、船から島を見つめる。昔は島つながりの友人もいたけれど、今はほとんどの人に会えてない。みんな元気かな。
境港に着く頃には、見違えるほどの青空が広がり、夏の晴れ方をしていた。1泊2日の短い島旅。もうちょっと長く居たかったけれど、前を向いて旅を進めていく。

  • 旧美保関町へ。
    旧美保関町へ。
  • 風が強いけど釣り人も。
    風が強いけど釣り人も。
  • 海が綺麗だ。
    海が綺麗だ。
  • 美保関の港町へ。
    美保関の港町へ。
  • 美保神社。
    美保神社。
  • やっぱりしめ縄文化だなあ。
    やっぱりしめ縄文化だなあ。
  • 味のある社殿だった。
    味のある社殿だった。
  • 石畳の通りも。
    石畳の通りも。
美保関町みほのせきちょう(松江市)(1/2)
境港から橋を渡って再び島根県に入り、美保神社を目指す。海岸線の海が青く、風が強くて波はたぷんたぷんに揺れていた。大山は雲をかぶっていたが、遠目から見てもほんとうに大きな山だ。
美保神社へ到着した。周辺は港町が広がっていて、港の船と小さな町並み、町並みの裏にそびえる木々の緑。日本の夏の匂いがした。日本海の港は眩しい。
神社は立体的な奥行きのある社殿だった。柱もみな木造で、あまり見たことがない。昔ながらの構造であることだけは確か。

  • 江島大橋を渡ると、鳥取県。
    江島大橋を渡ると、鳥取県。
  • 夏の色だ。
    夏の色だ。
  • とにかく風が強かった。
    とにかく風が強かった。
  • 由志園へ。
    由志園へ。
  • 霧が風にあおられる。
    霧が風にあおられる。
  • 室内の牡丹。キンキンに冷えた部屋で。
    室内の牡丹。キンキンに冷えた部屋で。
  • 見事だった。
    見事だった。
  • 八束支所。中村元記念館も。
    八束支所。中村元記念館も。
  • 中海を近くから。
    中海を近くから。
  • 暮らしはいろんなところにあるなあ。
    暮らしはいろんなところにあるなあ。
八束町やつかちょう(松江市)(2/2)
前回の旅でも不思議に思っていた、大根島という島。その島がかつて旧八束町だったことを知った。中海の湖上を走る道を通り、最初は江島に入る。「江島大橋」が近いと気づいて、立ち寄ってみた。「ベタ踏み坂」こと、橋の傾斜が非常に大きな橋だ。
江島から大根島に入り、由志園という庭園を訪れる。入口から非常に立派な施設で、入場券を買って敷地に入ると、日本庭園が広がっていた。見渡す限りの木漏れ日が歌っている。霧のような水が撒かれると、強風で舞い上がり、計画とは違うだろうが面白い景色だった。大根島は牡丹と雲州人蔘の一大産地であること、由志園は初代園主、門脇栄氏の熱い志により完成した庭園であることも知った。その思いは大きく育っている。
八束支所に併設されている中村元記念館にも訪れた。哲学者であり、東洋思想の巨星と書かれている。生前のDVDでは繰り返し、「相手に対する寛容の精神が大切です」と仰っていた。その朗らかな中村氏の雰囲気からは、純粋に平和な世界を希求する姿が感じ取れた。偉大な方だ。

というわけで、今日の散策はここまで。静岡では39度の最高気温だったとニュースで知ってびっくりしました。松江市の最高気温は29.6度です。でも、暑くなりそうな予感ですね。
本日のひとこと
ここなら大丈夫かな、と思った場所にカブを停めたとき、ドンピシャなタイミングで地元のおじいちゃんがやってきて、5秒ぐらい目が合いました。会話して旅を応援してもらいました。

旅を応援してくださる方へ

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今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
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(終わり。次回へ続きます)

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