ふるさとの手帖

市町村一周の旅

石見銀山の暮らしを歩き、里山を巡っていく。【旧市町村一周の旅(島根県|6月24日―444日目)】

石見銀山の暮らしを歩き、里山を巡っていく。【旧市町村一周の旅(島根県|6月24日―444日目)】

昨日は温泉津のゲストハウスに延泊しました。かなり強い雨だったので、旅をしていればしんどかったと思います。今日は大田市街地や石見銀山の大森地区を訪れて、美郷町や飯南町へ。自然に囲まれた暮らしを、振り返っていきましょう。

  • 昨日はよく雨が降った。
    昨日はよく雨が降った。
  • 昼、ハンバーガーショップに入った。クラフトコーラ。
    昼、ハンバーガーショップに入った。クラフトコーラ。
  • オーナーさん、店員さんといろんな話をした。
    オーナーさん、店員さんといろんな話をした。
  • 元湯にも入る。熱い湯だ。
    元湯にも入る。熱い湯だ。
  • 夜は昼に教えてもらったお店へ。
    夜は昼に教えてもらったお店へ。
  • ポルチーニ茸のクリームリゾット。すんごい、もう、もう!美味!
    ポルチーニ茸のクリームリゾット。すんごい、もう、もう!美味!
  • チーズケーキ。自分の舌ってこんなになめらかだったっけと思った。
    チーズケーキ。自分の舌ってこんなになめらかだったっけと思った。
  • 温泉街の延泊で、良いお店と出会えた。
    温泉街の延泊で、良いお店と出会えた。

今日までの旅メーター

訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】

87/171
50.88%
訪れた旧市町村の数【1145/2,094】
1145/2094
54.68%
総計【1232/2,264】
1232/2264
54.42%

スーパーカブの総走行距離
30318km

大田市→旧邑智町→旧大和村→旧赤来町、の4つ。

今日の旅先のこと
  • 大田市駅。
    大田市駅。
  • 駅の周辺を歩いた。
    駅の周辺を歩いた。
  • タイルだ。
    タイルだ。
  • 世界遺産センターへ。
    世界遺産センターへ。
  • バスに乗って大森地区へ。
    バスに乗って大森地区へ。
  • 着いた。
    着いた。
  • 町を歩く。
    町を歩く。
  • 暮らしの余白のようなもの。
    暮らしの余白のようなもの。
  • 今年の、集合写真だ。
    今年の、集合写真だ。
  • 地元のお菓子屋さんに立ち寄った。
    地元のお菓子屋さんに立ち寄った。
  • 優しいお父さんだった。
    優しいお父さんだった。
  • 6月の町並みだ。
    6月の町並みだ。
  • 郵便局。
    郵便局。
  • 日差しもたまに出てくれた。
    日差しもたまに出てくれた。
  • いも代官ミュージアムにも入った。
    いも代官ミュージアムにも入った。
大田市おおだし(1/4)
石見銀山エリアへ向かう前に、大田市街地を訪れる。静かな住宅街の気配。大田市駅近くでは、取り壊された家のタイルが剥き出しになっていた。タイルを見ると最近ではなく、昔の家だ。駅からは観光客も降りてきた。バスに乗った先は、石見銀山方面。
ぼくもカブで移動し、石見銀山世界遺産センターに停め、大森地区行きのバスに乗る。時刻表を気にせずに来たけれど、スムーズな移動だった。
大森で降り、町並みを歩く。間歩まぶという坑道には今回訪れず、町を歩くつもりだ。前回と何か違いを感じるか、気になっていた。軒先には小さな置物や人形、編まれたカゴ、町の人々を写した集合写真、そうしたものが次々に並んでいる。それらは暮らしの余白のようなもの。都会では排除されてしまいそうな、取りこぼしてしまいような余白が、ここにはある。それを再認識した。若い人、年配の方とも挨拶を交わし、身にまとっている雰囲気の違いも感じる。澄んだ人たちだ。時折日差しが差し込み、町並みに浮かび上がる光を見る。

  • 旧邑智町へ。
    旧邑智町へ。
  • 茂みの中の、やなしお道。
    茂みの中の、やなしお道。
  • 入っていく。
    入っていく。
  • 森だった。
    森だった。
  • 市街地へ。
    市街地へ。
  • 町を歩きながら。
    町を歩きながら。
  • 山にも囲まれて。
    山にも囲まれて。
  • 美味しそうだった。
    美味しそうだった。
  • 町役場前。
    町役場前。
  • 校名をぐるっと赤で。
    校名をぐるっと赤で。
邑智町おおちちょう美郷町みさとちょう(2/4)
小さく山を越えて、旧邑智町へ向かう。かつて銀山街道だったという“やなしお道”は、コンクリートから土へ変わり、森の奥にある道だった。昨日までの雨でぬかるみ、ぴちゃぴちゃと音がする。茂みの坂を上ると、まだまだ山道は続いていた。昔の人々はここを歩いていたと。単純に、メンタルが強い。入口に立っているだけでも、何かが出てきそうだと感じてしまう。妖怪や民話が生まれるのも、わかる気がした。カブのところへ戻ると、大きな蛇にも出会った。
その後、市街地を散策する。江の川が大きく湾曲する地点に広がる町。昔からの住宅街が広がり、新しい食事処は賑わい、スイーツ屋さんもあった。町役場の前で、前回の旅で見た電動カートに乗ったおばあちゃんを思い出した。秋晴れの日に気持ち良さそうに進んでいたおばあちゃん。景色と記憶が重なり、嬉しくなる。

  • 旧大和村へ。
    旧大和村へ。
  • 山の麓に。
    山の麓に。
  • 江の川が流れる。
    江の川が流れる。
  • 石積みだ。
    石積みだ。
  • 道の駅にて。
    道の駅にて。
  • 大和事務所。
    大和事務所。
  • 豊かな自然だ。
    豊かな自然だ。
大和村だいわむら(美郷町)(3/4)
江の川をさらに上流に進んだ先に、旧大和村はある。昨日の雨で川の水量は多く、茶色に濁っていた。「道の駅 グリーンロード大和」を訪れ、そばの家並みを見る。立派な佇まいだ。大和事務所の周辺まで進んでいくと、景色がひらけた。坂を歩いてのぼり、江の川を眺める。右岸と左岸にゆるやかな斜面が広がり、家が小高い場所に点在していた。膨大な年月をかけて、江の川で削られてできた河岸段丘の地形だとすれば、やはり自然の力は想像を超えている。

  • 旧赤来町へ。
    旧赤来町へ。
  • この先に、赤名湿原。
    この先に、赤名湿原。
  • うーん、島根県!
    うーん、島根県!
  • 飯南町役場。
    飯南町役場。
  • 宿場町の通りへ向かう。
    宿場町の通りへ向かう。
  • お母さんとも会話した。
    お母さんとも会話した。
  • じーっ。
    じーっ。
  • 流雪溝使用時間。
    流雪溝使用時間。
  • 美味しそうだ。
    美味しそうだ。
赤来町あかぎちょう飯南町いいなんちょう(4/4)
東へ進み、旧赤来町へ入った。市街地を訪れる前に、赤名湿地に向かう。水田を抜けた先に湿地帯の森があった。入口までは来たものの、駐車場に車が一台もないから、ひとりで森へ入っていくことになる。さっき熊の出没看板も見た。迷いが生じる。そして、行かないことにした。つまんない人間だと思われて構わない。一人だから、あまりリスクを負いたくないのだ。

「道の駅 赤来高原」にカブを停めて、置かれた看板から、かつて赤名宿という宿場町があったことを知る。その町並みのあるところまで向かった。面影を残したままの、古い家並みが続く。ところどころ、鍵がかかっていないような家もあった。流雪溝からは水の音が響き、使用できる時間帯があることも知る。今日はこの町で一泊。


というわけで、今日の散策はここまで。梅雨時に雨が降っていないだけで、すごくありがたく感じられます。もちろん、雨が降ることの方が、大切ですが。
本日のひとこと
今日は蛇を三匹見ました。

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今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
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(終わり。次回へ続きます)

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