山形県は庄内地方へ。
こんにちは。9月3日、この日は山形県の日本海側・庄内地方を目指して進みます。村山市のこめやかたゲストハウスを出て、大蔵村→戸沢村→鶴岡市というルート。
こめやかたゲストハウスには2泊させていただきました。また来れるといいな。
出発前に別のスタッフさんも声を掛けてくださって、倉敷市真備町出身の方でした。実家は雨の被害を受けていて岡山にも一度帰ったって、ビックリだ。大変だけど前を向いて進むしかないよねとお話ししました。ステッカーお渡ししたんですが最後の1枚でした。100枚以上持ってたんだけどこれで全部なくなった。
①大蔵村
さて、そんなこめやかたゲストハウスさんともお別れして旅を進めます。まず向かったのは大蔵村。
日常流れる月曜日。
②戸沢村
次に向かったのは戸沢村。先日の雨で一番影響のひどかった地域です。
道の駅に向かいました。
川の増水がなかなか引かない。
③久しぶりの再会ー鶴岡市ー
次に向かったのは鶴岡市で、ひっさしぶりに同級生と再会できました。そしてちょうどお仕事お休みだったので車で色々連れて行ってもらいます。
お昼ご飯、琴のっていうお店に連れて行ってもらったんだけど美味しすぎてビックリした。ちなみに山形県ってラーメンの消費量日本一なんです。
羽黒山の2446段をのぼる。
その後ノープランだったんですが、僕が「羽黒山行ってみたい」と言ったことで連れて行ってもらいました。ちなみに羽黒山は出羽三山のひとつで、月山、湯殿山と合わせて明治時代までは神仏習合の権現を祀る修験道の山でした。
実は羽黒山のことはほとんど知らなかったのですが、昨日こめやかたゲストハウスで一緒になった人がこの羽黒山で前日まで一週間ほど修行してた人で、その人の話が興味深くて。まず不思議だったのが修行の中身は言ったらダメなこと。言うとバチが当たるらしい。僕とかスタッフさんが「どんな感じだったんですか?」って聞いていいところまでいくんですけど「ん〜、けど言えません」と。「もういいじゃないですか〜!」みたいな会話をたくさんしました。ので、興味が湧いたというわけです。
羽黒山にやって来ました。
羽黒山にある五重塔は国宝です。
そしてここから、出羽三山神社を目指して登って行きます。石段の数はなんと2446段。さらっと書いてあるけど神社では日本一、香川県琴平町の金毘羅神宮は奥社まで含めて1368段の第二位、京都の伏見稲荷大社で1276段で第三位。実はこれらも後から調べたものなので、実際は軽い気持ちで「行けるんじゃね?」というミーハーで登り始めたのでした。
この数字を見る限り、金毘羅のしかも奥社含めての石段数(行ったことあるからキツイのが分かる)の2倍と考えたら恐ろしい数ですね。さすが伊勢と並ぶパワースポットと呼ばれる場所。登ることで清められるということなのかな。
ながーーく果てしない道のり。坂も所々かなり急で、何回も休憩しながら進んで行きます。
おそらく1時間ほど歩いたのですが、やっとの事で
着いた!着いた時の達成感はすごかったです。
無事に参拝することができました。徒歩で来た!という感覚で満たされた気持ちです。
ゴーン。鳴らないけど。
そして頂上で一休みして、下山しました。下山は一瞬だった、やっぱり気持ちが楽になったのかな。体はバキバキだったけど。
参拝にかなり時間がかかったことで時間も夕暮れになって、海に寄り道。
車の運転ありがとうね。久しぶりに会えてまたパワーをもらいました。
山形さ来でくれでありがどの。
twitterで誰からか回ってきたRTで、あなたのことを知りました。
先日はサイトへのアクセス過多で中々記事を読めませんでしたが、旅を終えられ最後に書かれた記事だけは読むことができ、落ち着いたら読もうと思って、今お酒を飲みながらゆっくりと私の故郷のことを読ませて頂いています。
綺麗な写真と温かい文章に「あっ、ここが私の故郷(田舎)なんだ」と誇らしい気持ちになりました。
山形には「もっけだの」という言葉があります。
なかなか使う人は少なくなったかもしれませんが、「ありがとう」や「すみません」を両方込めたような意味で使います。
何か貰ったときに「○○もらってもっけだの〜」と言ったり、お礼の言葉として「この間はもっけだけ〜」と言ったり。
旅の記録をまとめでくれでもっけだけ。
何かお裾分けをもらった気がします。
ありがとうございました。
匿名様
こちらこそお伺いさせていただきありがとうございます。
記事を読んでいただき心より嬉しい限りです、本当にありがとうございます。
もっけだの、素敵な言葉ですね。山形では本当に様々な方とお会いする機会があり、人の温かさを心から感じさせていただきました。こちらこそ、もっけだのという思いでいっぱいです。
改めてありがとうございました。