今日までの旅メーター
訪れた政令指定都市の区の数 【87/171】
訪れた旧市町村の数【1247/2,094】 総計【1334/2,264】スーパーカブの総走行距離
32524km
今日の旅先のこと
昨日、かなり激しい夕立が降って、今日もその可能性があるとのことだったので、朝6時過ぎに出発しました。今日は岡山県最後の日で、巡り終えた後、中国山地を越えて鳥取県を目指したい。この中国山地の峠で、入道雲が湧きやすいのです。昨日この辺りは、もう、すごい雨でしたから。そういうことを思いつつ、あとは天に任せるしかありません。それでは進んでいきましょう。
旧加茂町(津山市)(1/6)
空は曇っていて、様子を見ながら進んでいきましたが、これは霧だなと。涼しいことも意外です。最初に向かったのは、加茂町。
夏の朝霧がやわらかい光に包まれて、徐々に空が明るくなりました。朝7時、因美線の美作加茂駅には、電車に乗る高校生や大人がやってきます。
津山市街地よりもだいぶ山が近づいた加茂町、静かな暮らしが広がっていましたが、町の姿はしっかりとあり、ここにも暮らしがあるのだと。
空は曇っていて、様子を見ながら進んでいきましたが、これは霧だなと。涼しいことも意外です。最初に向かったのは、加茂町。
夏の朝霧がやわらかい光に包まれて、徐々に空が明るくなりました。朝7時、因美線の美作加茂駅には、電車に乗る高校生や大人がやってきます。
津山市街地よりもだいぶ山が近づいた加茂町、静かな暮らしが広がっていましたが、町の姿はしっかりとあり、ここにも暮らしがあるのだと。
旧阿波村(津山市)(2/6)
ここに村があるのかと、事前に調べていたときから、驚きを隠せませんでした。岡山県北には新庄村や西粟倉村といった村がありますが、合併した阿波村のことは知らなかった。
津山市といっても、津山市街地から30kmほど北へ進んだ先にある村。加茂町でも十分に山に囲まれていたけれど、さらに山奥へ進みます。
道中に沿う加茂川の流れは昨日の雨で増水していて、勢いもある。木々の間を雲が通り抜け、朝日も当たりはじめます。
そして、鳥取県へ抜ける道を左折し進んだ先に、阿波村が現れました。玄関口には「自然との語らい」と書かれています。
阿波出張所近くを散策しましたが、小さいながらも確かに集落が広がり、少し集落を抜けると見事な山並みと田んぼが姿を見せて。
ここにも暮らしがあるのだと。それが今も確かに続いているのだと。すごいなあ、日本もほんとうに広い。ということをずっと感じた時間でした。
鏡野町(3/6)
さて。阿波村から一気に移動して、鏡野町を目指します。津山市街地ではなく、作州街道という広域農道を通りましたが、道はまっすぐでありながらも、アップダウンが激しい道でした。
鏡野町に着くと、広い平野と田園風景が現れて、ああ、確かに鏡野町らしい風景だなあと。有名なお店で「山田養蜂場」もありますが、やっぱり鏡野町の中で立地のいい場所に建っているなあ、とも感じます。
今年新しく出来た鏡野ふれあい運動公園へ訪れ、物産館の周辺も散策しました。あらためて、田んぼにポツポツと家が建っている様子を見て、完全な散居村ではないだろうけれど、ちょっと似ているなあと。思い出した風景は、岩手県の奥州市です。
旧富村(鏡野町)(4/6)
加茂町から阿波村へ移動したとき、山を越えるということはありませんでしたが、鏡野町から富村へ向かう道は、非常に急な峠越えが待っていました。
また、昨日の大雨で土砂が流出している箇所もあり、通行止めにはなっていないものの、作業されている方もいて。この土砂を見て、富村の白賀渓谷に行こうか迷っていましたが、行くのはやめようと思いました。何度も言っていますが、昨日のこの地域に当たっていた雨雲は凄まじかったので。
さて、それでもありがたいことに、富村へやってきました。昔の家並みが広がり、雑談するおばあちゃんたちの姿も。真庭市との境界にあたるまちですが、ここにもまちがあるのだなあと、あらためて。
少し遠いですが、のとろ温泉の看板も何度も見かけました。また機会があれば、渓谷と温泉を目指してみたいです。
旧奥津町(鏡野町)(5/6)
もう一度通ってきた峠を戻って、奥津町に入りました。11時半でお腹も空いていて昼食にしたいところですが、北の空が明るく晴れているので、先に進むべし。
まずは奥津振興センターの周辺へ。隣に旧奥津商工会館を利用したカフェがあり、今日は休みの日でしたが、すごくいい建物でほっこりしました。
そして、奥津渓か奥津温泉かで迷って、やはり雨もあるので奥津温泉へ。かつて、この周辺には仕事で訪れたことがあります。おそらくそのときぶりなので、懐かしいなあと思いながら温泉街を歩きました。
自分の中で、湯原温泉、湯郷温泉、奥津温泉の立地が混同していた部分があったのですが、もう迷わなそうです。ちょうど、テレビカメラも温泉街を撮影していました。
旧上齋原村(鏡野町)(6/6)
いよいよ岡山県北最後の旅になりました。やってきたのは、上齋原村です。鳥取県との県境も非常に近く、標高もさらに登っていくような感じ。
市街地に入ると、町並みと棚田の風景が見事でした。特に東の方角に見える山が近くて大きくて印象的で。文化センターに立ち寄ると、建物もおしゃれです。
市街地を巡ったあとに恩原湖へ。ぐるっと外周を巡ってみて、湖が見えやすい場所で写真を撮りました。ただ、この頃から怪しい入道雲たちが現れはじめて、今は晴れているけれど関係ないと、早めに出発したのでした。
というわけで、今日の散策はここまで。このあと、県境を越えて鳥取市へ入りました。体力を消耗しており、温泉へ立ち寄り、長湯するわけでもなく体をほぐすルーティーンワークをし、翌日へ備えます。
本日のひとこと
遅い昼食では、塩サバを食べました。美味しかった!
遅い昼食では、塩サバを食べました。美味しかった!
旅を応援してくださる方へ
今回の旅をはじめる前に、自費出版の写真集「どこで暮らしても」を製作しました。東京23区を1200kmほど歩いて巡り、撮影した一冊です。売り上げは旅の活動費として、活用させていただきます。
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(終わり。次回へ続きます)
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