ふるさとの手帖

市町村一周の旅

「写ルンですの会」夜のこと。

ばかちょんカメラ。

昔の「写ルンです」の呼ばれ方です。「バカでもちょんっと押せば誰でも撮れるカメラ」という意味合いで、ちょっとした差別用語にもなったコトバ。いま、このコトバがこういった意味で使われることはきっとありません。そうやって時代は流れている。

昔の色。

昔の呼ばれ方はさておき、一般に「フィルムカメラ」と呼ばれるカメラは、いまの「デジタルカメラ」とは少し違う色味を持っています。どことなく淡かったり、懐かしい。多少の差異はありますが「写ルンです」もやっぱりそうで、描写には不思議な魅力を感じます。

写ルンですの会。

僕の一つ上の先輩の方がやっている企画の一つがこの写ルンですの会。名の通り、写ルンです片手にまちや大学を散策して、夜には現像してみんなで見せ合いっこする。日常の景色、人の表情、それらを限られた枚数で瞬間パックすると、技術云々ではなく全部が意味のある写真に変わります。今回昼の散策はバイトだったので、その後の夜におじゃましてきました。

おじゃまします。
夕食は手作り。
唐揚げ待ち。
食べさせたくなるくらい美味しい。
初めての人も多くて、別に内輪っぽくもない。
まだはじまったばかり。
乾杯。
5000円くらいする日本酒(賀茂鶴)もありました。
そして、初めて自分の写真を見ます。
ちょっとした静かな時間。
でも誰がなんと言おうといい写真ばかりです。
「工学部っぽいでしょ」
見せ合いっこするまえに。
ばっ。
*写真を粗末にというわけではありません。
ひらひら桜みたい。
写真でいっぱい。
全部気になる。
みんなで見ます。
被写体になりやすい人もいる。
最後は模造紙に貼りました。
一旦解散、食事。
最後に作ってくれた焼きおにぎり。
深夜の対局開始。
畳、将棋、レンズキャップ。
攻め。
ギャラリーもいっぱい。

ほんとに楽しい会でした。写真もみててワクワクしかしませんでした。やっぱり、夜にみんなで過ごすことは大学生の特権ですし、その上こんな素敵な企画だともうお手上げですよね。お邪魔させていただき、本当にありがとうございました。次の日のバイト、遅刻してしまいました。(反省)

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