ふるさとの手帖

市町村一周の旅

世界遺産・平泉で金色堂を拝み、舞台は宮城県へ。【日本一周173日目09.17】

世界遺産・平泉に舞台は宮城県へ。

こんにちは、かつおです。早いことに岩手県も終盤戦、いや最終日となりました。今日は岩手県南部をめぐり、宮城県へ入っていきます。

ルートですが、
(S)花巻市→①北上市→②西和賀町→③金ヶ崎町→④奥州市→⑤平泉町→⑥一関市→⑦宮城県気仙沼市→⑧南三陸町→⑨(G)登米市

のルートです。では行ってみましょう!

(S)花巻市→①北上市→②西和賀町→③金ヶ崎町→④奥州市→⑤平泉町→⑥一関市→⑦宮城県気仙沼市→⑧南三陸町→⑨(G)登米市

 

①北上市

まずこの日に向かったのは北上市。

稲刈りの後。
可愛らしい。

 

北上展勝地という場所が桜の名所なのですが、寄ってみます。

歌碑もあった。
北上川。

そしてここは桜並木。東北らしい、立派な桜の木だなぁと。

②西和賀町

そして次に向かったのは西和賀町。岩手県の中ではかなり僻地にあって、秋田県の横手市の方が近いほどです。一気に西へ進む。

街が見えてきた。

 

渋いバス。
ほっとゆだ駅という駅です。
まさか?

これまで道の駅に温泉がある、という場所は何度もありましたが、ここほっとゆだ駅は「電車の駅」なのに「温泉」があるんです。考えてみれば珍しいですよね。

③金ヶ崎町

そしてここからもう一度北上の方へ降りて、次に向かったのは金ヶ崎町。

役所へ。
街の通り。

かつてない映像体験。

 

④奥州市

そして次は奥州市。ここでは黒石寺という場所へ。

静かな場所。

本堂。

参拝しました。

 

一見よくあるお寺のようですが、ここでは毎年「はだかまつり」が行われています。男の熱いやつです。この日は全くそんな雰囲気などなかったので、不思議なものです。

⑤藤原氏の栄華極まる世界遺産の地。ー平泉町ー

次に向かったのは平泉町。ここは何と言っても中尊寺をはじめとした仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群が世界遺産となっています。今回お邪魔したのは中尊寺ですが、平泉とはすごい町です。

駐車場もいっぱい。

 

バイクだから駐輪できましたが、車は満車です。

ここから中尊寺を目指して進んでいきます。

月見坂。

かつて木がここまで茂っていなかった頃はこの坂から月が見えたそうです。

根っこ。
根っこ。

 


中尊寺だけでなく、さまざまなお寺があります。

 

中尊寺。

 

そして中尊寺へ。

立派な建物。

参拝しました。

なんといっても金色堂。

その後、向かった先は金色堂のある場所。中尊寺といえばまさにここ。金ぴかりんの建物ですね。

館内は当然のごとく撮影禁止。

では、お邪魔します。

 

いやぁ、金ぴかりんでした。釘付けでしたね。柱や縁のいたるところまで丁寧に金箔で覆われていました。今ですらこんな建物ほとんどないだろうに、藤原氏ってすごかったんだな。

帰り際、弁慶堂。

 

中尊寺、世界遺産らしくその建造物は堂々としていました。また次来た時には他の遺跡群にも行ってみたいです。

⑥厳美渓。一関市

中尊寺の後、向かった先はお隣一関市。ここでは厳美渓と呼ばれる景勝地があり、行ってみます。

耐 震 ガ ラ ス

 

ガラスパークという場所が駐車場無料で、ここから歩いていきます。

厳美渓。渓谷美が広がります。
上の建物から籠が降って来た。「空飛ぶだんご」として知られる郭公だんごで、この地の名物となっています。

ワイヤーロープでつないだ籠に代金を入れ合図の板を叩くと、対岸の店員(店主)が篭を引き寄せ注文を見て、団子と茶を再び籠で届けるというものです。これをするためにめちゃめちゃ人が並んでました。


コンパクトですが、清清しい場所でした。

これで、岩手県にある33の市町村、全て訪問。

北海道に次ぐ2番目の広さを誇る岩手県でしたが、無事に回れて何よりです。けど広かったですね。たくさんの出会いをありがとう!

⑦宮城県気仙沼市

ここから旅の舞台は宮城県へ移ります。まず最初にやって来たのは沿岸部の気仙沼市。唐桑半島と呼ばれる半島を巡ります。

小高い場所だったり海だったりでこぼこしている。


そしてここで、唐桑半島ビジターセンターという場所へ向かいます。

津波の被害。
道。
展示ブース内。

 

このような形で特に津波についての展示を数多く見ることできました。気仙沼も津波の被害を大きく受けた町です。

そしてここで、館内に併設されている「津波体験館」という場所で津波を体験しました。

というのも昭和59年に、当時の最先端技術を駆使し映像・音響・振動さらには送風までも組み合わせ、津波を疑似体験できるという全国初の施設としてできたのがこの場所。津波の恐ろしさを多くの人に伝えるという使命も課せられたビジターセンターだったのです。

ここは撮影禁止でしたが、⒌0席弱の椅子があり、電気が落ちると映画館のよう。映像とともに震度3〜4程度の揺れが起きたり映像から津波の様子が感じられたり、ゾッとする時間でした。

津波かぁ、とまた考えさせれられた。

唐桑半島のシンボル「折石」

 

ビジターセンターの方がここに行ったほうがいいと教えてくださって訪れた折石。かつてはもっと長い石だったそうですが、津波で先が折れてしまったことから「折石」と呼ばれるようになったんだそうです。石をもへし折る津波。

 

今はこんなに穏やかなのに。

 

⑧南三陸町

ここから次は南三陸町へ。そこまで遠くないと思っていたけど50km越えの移動でびっくり。日が沈むので急いで移動します。

さんさん商店街。

ここ南三陸町もよくニュースで聞いた名前だと思うのですが、「さんさん商店街」と呼ばれる地元の方がお店を出している場所があり、そこへ行きました。

日没と商店街。

復興の灯りだ。

 

この時間帯はもう日没だったので人も少なかったですが、お昼時はとっても賑わいます。その時は笑顔溢れる場所なんだろうな。やっぱり更地が多かったけど、いち早く復興が進んで欲しいなと思います。

その後、登米市にあるフリースタイルゲストハウス松葉さんにて一泊しました。オーナーさんがインド好きで瞑想を進めてもらいました。頭が覚醒するって。

明日もいい日になりますように。

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